見出し画像

Siriusのおもかげ



セィリウスのおもかげが




焼き付いている


銀の髪と


碧の眼



優しい笑み




いつの頃からか

夜見る 夢でも
昼間の 夢でも

そこにいるはずのない   ひとが


優しくほほえんでいるのを 感じていた




わたしが  その人のことを 覚えていなくても
いまは 誰か違う人を愛していても

少し寂しそうに
でも とても慈愛に満ちたまなざしで

わたしをいつも  


見守っていた





セィリウスのうたが聴こえる

セィリウスは いまも  歌っている










この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?