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石は必要な人のところへやって来る。

皆さんはパワーストーンなど、興味はあるでしょうか?

昨日、ふと思い出して「黒曜石」について呟いてみましたが、そういえば私の家にはもう一つお気に入りの石があることを思い出したので、
今日はその「石」について少し書いてみたいと思います。


(昨日のつぶやきはこちら。)


私は全く知識がなかったのですが、
東京にいた頃、天然石のアクセサリーを趣味で作る友人への贈り物を探すため、私は下北沢にある『Sun Shell』さんという、ネイティブアメリカンジュエリーと天然石のお店を訪れたことがありました。

店内に入ると、たくさんの天然石たちが…!
色も形も様々で、壁一面に飾られている素敵な品々に私は夢中になって眺めてしまいました。

しかしあまりにも種類が多くて、一つ一つに意味もあり、困った私は店員さんにアドバイスを求めました。

丁寧に接客していただきましたが、その時、
「石の意味で探すよりもフィーリングで選んだ方がいいですよ。」
というアドバイスをいただきました。

ご利益や効果で選んでしまうと、それに依存する心が生まれてしまうかもしれない、と。

「確かに…!」と思った私は、友人の雰囲気に合うような石を心のまま選んでみることにしました。


色々見ていくうちに、だんだん並んでいる綺麗な石たちに惹かれていき、
「私も自分に一つ買ってみようかな。」
という気持ちになったので、
一番気になった黒い丸い石を選んでみました。

光にかざすと、
ほんのり違う色が浮かびます。

『レインボーオブシディアン』
という名前の石。

淡い色やクリスタルなど可愛らしい物もたくさんある中、何故か妙に惹かれてしまったので、思い切って買ってみることにしました。

(友人へはクリアな透明の中に金色が混ざる石を。無事喜んでもらうことができました。)


さて、このオブシディアンという石。
家に帰って調べてみると、びっくりしたことが。

和名が「黒曜石」だったのです!


それを知った瞬間、私の脳裏に子どもの頃過ごした「十勝」の記憶が蘇りました。

北海道の十勝地方は黒曜石の産地の一つ。

引っ越して間もない頃、人見知りで上手く話せずしょんぼりしていた私に声をかけてくれた子が、
「十勝石って言うんだよ。石を割ると出てくるの。」
と、小さな黒い欠片をプレゼントしてくれたことがとても嬉しくて嬉しくて。
だんだんクラスに馴染み、自然の中でたくさん遊んだこと、再び引っ越す際に大きな黒曜石を先生から貰ったこと。

すっかり忘れていた記憶が走馬灯のように蘇り、ひどく懐かしい気持ちになりました。


不思議とご縁のある「黒曜石」。
マグマの一部が急速に冷え固まってできた火山岩で、旧石器時代から縄文時代にかけて様々な道具に使われた、この時代の生活を象徴する石です。

魔除けや占いにも用いられ、ネガティブな気持ちを浄化し、前向きな希望を与えてくれると言われています。




この経験がきっかけで、アクセサリーは天然石を選ぶことが増えましたが、今でも説明書きなどは見ずフィーリングで気になったものを選ぶようにしています。
(むしろ私が石に選んでもらっているのかもしれませんね。笑)


皆さんもお気に入りの石を探してみてはいかがでしょうか。



では、今日はこの辺で。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。


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