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季節と暮らし。

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季節や時間の移ろいを大切にしていきたい。そんな想いでいつもより少し丁寧に『時』を感じてみた生活の記録。
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#自分と向き合う

先人たちから学ぶ、自分との向き合い方。

6月21日に夏至を迎え、季節はいよいよ夏の盛りへと進んで行きます。最近は夕方もずいぶん明るく、夜は徐々に過ごしやすい気温となってきました。 夏至は二十四節気の中でも大きな節目の一つにあたるので、私もあやかって今年の下半期の目標でも書いてみようかと記事に向かったのですが、どうにも上手く手が進まず、気づけば数日記事が書けない日が続きました。 今年の私は迷ったり悩んだりしていることが多く、ここ数日もまた少し気持ちが落ち着かない日々。 振り返ってみると、どうやら2023年の私は

前に進むために、"諦める”。

春も深まる今日この頃。 本日より二十四節気では「清明」という季節に入りました。 「清浄明潔」という言葉が由来の季語で、草木や虫、全ての命が生き生きと煌めきを見せる季節。日本語ですと「生命」と同じ音を使うので、命の躍動をより想像させられますね。 中国では、ご先祖様にご加護と平安を祈る『清明節』でもあり、日本のお盆のような季節でもあるそうです。 清らかに、明るく、生き生きと。 自然だけでなく我々人間にも、同じように命が輝く光が降り注いでいることでしょう。 さて、近頃の私は

年末詣にて、気が引き締まった小晦日。

今日は近所の神社へ『年末詣』に行ってきました。 私はいつもお正月に帰省してしまうため、東京の神社へは年末詣を欠かさず行くようにしています。 この土地で一年を平穏無事に過ごせたことへの感謝をお伝えしてきました。 ちょっと気が早いかなとも思うのですが、おみくじもあったので引いてみることに。(見るとつい引きたくなってしまうんですよね。笑) よし、幸先良さそうです。 おみくじには、 という内容が書かれていました。 そうですよね、驕ることなく、心正直に。 身を引き締めて来年

冬のはじまりは、静かで穏やかな心と共に。

まだ暖かさが残る空気の中に、少し冷たい澄んだ冷気も混じり始めた今日この頃。二十四節気では昨日から「立冬」という季節に入り、暦では冬がはじまりました。 実家のある北海道では、もうイチョウの葉が落ち始め、いよいよ冬の景色に移り変わるようですが、私が住む東京ではようやくほんのり葉が色づき始めた頃。見ごろは11月下旬でしょうか? 外に出るたびに木々の色が移りゆくさまを楽しめる、歩くのが楽しい季節です。 久しぶりにお花も飾ってみました。 少し冷たい色彩のブーケで冬の到来を祝福。