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季節と暮らし。

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季節や時間の移ろいを大切にしていきたい。そんな想いでいつもより少し丁寧に『時』を感じてみた生活の記録。
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2022年12月の記事一覧

年末詣にて、気が引き締まった小晦日。

今日は近所の神社へ『年末詣』に行ってきました。 私はいつもお正月に帰省してしまうため、東京の神社へは年末詣を欠かさず行くようにしています。 この土地で一年を平穏無事に過ごせたことへの感謝をお伝えしてきました。 ちょっと気が早いかなとも思うのですが、おみくじもあったので引いてみることに。(見るとつい引きたくなってしまうんですよね。笑) よし、幸先良さそうです。 おみくじには、 という内容が書かれていました。 そうですよね、驕ることなく、心正直に。 身を引き締めて来年

冬至から感じる、自然の恵み。

本日は一年の中で最も昼が短く、夜の長い「冬至」です。今日を境に、少しずつ日照時間が長くなる、陰と陽の折り返し地点のような節目の日。 古来より、生命の象徴である太陽が一番弱いこの日は、日本だけでなく世界中で「死に最も近い日」として畏れられ、それぞれの地域で独自の風習が今でも数多く残っています。 日本でも、寒さを乗り切るために「無病息災」を願った風習がいくつかありますよね。せっかくなので、私も少し実践してみることにしました。 「ん」がつく食べ物を食べる冬至に「ん」がつく食べ

大掃除は、やっぱり脱線する。

12月も下旬ということで、私の家では「大掃除」を始めてみました。 皆さん大掃除ってどうやってされているでしょう。何日くらいかけられているでしょうか。 私はなかなかまとまった時間を作れないので、掃除箇所を細かく分けて約1週間くらいで終わらせる予定です。 (ちょっとかかりすぎかも…と毎回思います。笑) 断捨離しながら行うので、つい脱線して時間をかけてしまいますが、自分の周りに置くものを吟味して整理整頓していく作業は、気持ちもすっきり晴れやかになるので楽しい作業でもあります。

noteをきっかけに出会えた”自分の新たな一面”

noteを書いていると、自分の新たな一面を発見することがあります。 私の一番大きな発見は「和菓子が好き」という自分の一面でした。 前から同世代の子たちより少し和菓子への関心が高いかも?と、薄々気づいてはいたのですが、自覚したのはnoteを書くようになってから。 「あれ、和菓子の記事多いな…?」 客観的に記事の一覧を見て、ようやく自覚に至ります。笑 記事に書きたい!という気持ちも加わり、今年は和菓子への興味を積極的に行動に移し、知識が深まった一年となりました。 お餅や

自分なりに、冬を楽しんでみました。

12月がはじまり、寒さが本格的に強まってまいりました。昨日より二十四節気では『大雪』という季節に入ります。 北より雪の知らせを耳にし、私はより一層冬の訪れを感じる毎日でした。 個人的に、冬はとても静かな印象を持つ季節。 思い出されるのは地元北海道の雪景色で、 冬の夜、しんしんと降り積もる雪の夜道をひとり歩いていると、周りの音が一切聞こえず、見慣れた道が、生命を全く感じられない異空間のように思えることがありました。 まるでこの世に自分ひとりだけが歩いているような、そんな気