第13回2022年5月24日AZ-GTi+MAK127天体観測+おまけ

雨が多かったり晴れても雲があったりでなかなか天体観測の機会がありませんでしたが、久々に晴れて雲もなかったので1時間だけ天体観測に出かけました。今回はゆるっとした感じで行きました。


観望天体

・アルクトゥールス(うしかい座)
・スピカ(おとめ座)
・ミザールアルコル(北斗七星)
・レグルス(しし座)
・アルギエバ(しし座)
・ベガ(こと座)
・北極星(こぐま座)

挑戦しようとしたが位置の関係で見られなかった天体
・コルカロリ(りょうけん座)

先月のリベンジ達成

前回見つけづらく断念したミザールアルコルを今回見る事ができました。春の大曲線を逆から辿って北斗七星があるであろう方向ににらめっこしてました。そうしたら星がちかちかと見えてる事に気づき導入しました。導入できたときの達成感はやっぱりすごいです。

東京では2等星は見づらい!?

私自身の話になりますが、実は東京で北斗七星を肉眼で見られたことはほぼありませんでした。私の出身である徳島県では北斗七星はよく見えていたので見つけるのに苦ではなかったのですが、東京に来てからはどんなに空を見つめても北斗七星を見つけられずにいました。
「おかしいなぁあの辺にあるはずなんだけどな~」
といった感じで探していました。
そんな感じだったので、ミザールアルコルを肉眼で見つけて慎重に望遠鏡で導入して見た時の感動はとてもすごいものでした。しばらく余韻に浸ってました。

アルギエバも同様、見つけづらく導入に苦戦しました。ちょっとでも目を反らすとどこに星があったかわからなくなるくらいには空が明るいので、位置をある程度把握してちょっとずつ望遠鏡を微動で動かしてとらえました。

そんなことをずっとやっていたのですぐに疲れてしまいました。
やはり2等星くらいの星の導入は時間がかかって、私自身見えない事もあるのでもっと経験が必要だなと思いました。

望遠鏡の微動とスマホ

望遠鏡の微動はスマホ操作でできるのですが…

対象の2等星を肉眼で確認
 ↓
ファインダーで覗いて動かす方向を確認
 ↓
スマホに視線を落として矢印の方向をタップ
 ↓
見上げるとせっかく肉眼で見つけた星を見失う
 ↓
対象の2等星を肉眼で確認(ループ)

といった事をしていて、非常に効率の悪さを感じてしまいました。
操作がスマホなのでスマホ見ないで操作しようとすると方向を間違えてしまうのでスマホ見ちゃうんですよね。ゲームのコントローラーとかなら操作が楽なのになぁと思ったりしました。でもこれも慣れだと思うので頑張ります。

ちなみに自動導入はあらぬ方向に向かずうまく導入できました。たくさんの方にアドバイス頂いたので思い出しながら動かしたからうまくいったのかなと思いました。


まとめ

1時間という短い時間でしたがミザールアルコルに挑戦できたのは良かったし導入できて本当良かったです。見えなくてあきらめた時もありましたが、やっぱり見たくてしぶとく挑戦したのが大きかったのかもしれません。次はいつになるかわかりませんが、M57(リング星雲)もリベンジしたいですね。


おまけ

ファインダーと40mmのアイピースを5月11日に購入しました。
これらを使って初めての観測でしたが体感では見つけやすくなった気がします。これからしっかり愛用していきたいですね。