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受験するなら英検かTOEICか。目的別比較。

先週末は英検でしたね。
受験された皆さん、お疲れさまでした!


さて、英語の試験といえば、英検とTOEICですね。

他にも色々ありますが、日本で受験者数が多く、よく比較されるこの二つの試験。

どちらを受験するか迷っている、と相談にきてくださる方も多いです。


私自身、英検は中学1年生の時に5級を取得したことから始まり、1級まで全部順番に取りました。

TOEICは、大学1年生の600点くらいからスタート。回数ははっきりわかりませんが、何度も受験してきました。最新スコアは975点。(2024.3)



よく比較される英検とTOEICですが、様々な違いがあります。

どちらが良い悪いではなくて、やはりその方の受験する目的に合わせて選ぶ必要があると思います。

就職や転職、昇進のため

一番多い受験理由は、お仕事のためでしょうか。

これは、TOEICの方が重要視される場合が多いです。

ただ、TOEICって何点満点?というような、英語試験をよく知らない人に対して、英検の方がわかりやすいなんてことも。

私自身、そういう場面が何度かありました。

また、英語試験をよく知っている人であれば、英検の方がスピーキングやライティングも出来ると評価される場合もあるかもしれません。

が、やはり一般的にはTOEICの点数を応募条件などとしている企業が多い印象でしょうか。

英語力アップのため

試験を通して、英語力をあげたい!という方も多いですね。

TOEICと英検の違いをいくつかあげたいと思います。

・語彙や出題ジャンル

TOEICは、ビジネス英語が中心です。
とはいえ、日常で使う語彙や表現もたくさん出てきます。

英検は、級ごとに違いがありますが、TOEICに比べると、より広い範囲でアカデミックな内容が多いです。

長文などは、英検の方が解いてて面白いかも?

受験を通して、語彙力が上がると思います。どのようなジャンルを強化したいのか、考えてみてくださいね。

・問題形式の違い

TOEICは、マークシート形式で、リスニング100問、リーディング100問の構成となっています。

スピーキングとライティングのTOEICもありますが、一般的にTOEICを指すものは、リスニング&リーディングです。

対して英検は、ライティングとスピーキングまであるのが、大きな違いでしょう。

書く力や話す力も鍛えたいのであれば、英検はきっと力になります。

受験のハードルが低いのはTOEICですね。

モチベーション維持のため

英語学習のモチベーション維持やレベルチェックのために試験を活用される方もいると思います。

TOEICは990点まで5点刻みでスコアが出ます。

不合格というダメージはなく、継続して受験すれば、スコアの伸びで成長を感じやすいです。

英検は合否がつきます。合格すると非常に達成感があります。(私は学生時代、それで英検にはまりました笑)

その他

TOEICは、受験地によりますが、毎月のように開催されています。

英検は年に3回。CBTというパソコンで受験できるテストであれば、開催回数はかなり増えます。

1級はCBTで受験出来ず、私は使ったことがありませんが。スピーキングまで1日で終わるそうです。

後は、受験料の違いもありますね。

英検は級によって違いがありますが、1級は2024年現在、12,500円。結構します…。

TOEICは現在、7,810円。
リピーター割引で少し安くなる時もあります。


私は地方なので、TOEICの開催回数は少なく、英検1級の面接地は他県…今までたくさん時間もお金もかかりました。

それでも得たものは多かったので、頑張ってきた私えらい!と過去の自分を褒めています。

英検はやはり受験のハードルが高いので、今のところ再受験の予定はありませんが、TOEICは継続して受験していくつもりです。

どちらの試験も数年経てば内容が変わることがあり、今年度の英検はライティングに大きな変更点がありました。

今受験したら合格できるかどうか正直自信がないかも…。

でも勉強したらきっと力になるだろうなぁ。


現在TOEICの指導がメインですが、英検対策でコーチングを受けてくださる生徒さんもいらっしゃいます。

対応できるかどうかは、ご相談くださいませ。

では!

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