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ChatGPTを英語学習に活用してみた

Chat GPTとは

人工知能を使った言語処理ツールで、質問に対してあたかも人間が回答したような答えを提示してくれます。回答の質が高い!と評判で、ユーザー数はローンチからわずか1週間で100万人に達したそうで、気になって調べてみました。

🌷Kanaの自己紹介🌷
◆英検1級、TOEIC980点
◆社会人向け英語コーチングスクールを新宿&オンラインで経営
◆年間1,000人以上のカウンセリング&指導を実施
◆指導実績◆
👑TOEIC 最大365点UP(3ヶ月)、平均265点UP(3ヶ月)👑
👑英検1級・準1級・2級合格者多数(平均3ヶ月)👑
👑TOEFL 80点以上の実績多数、UCバークレーへの合格実績あり👑
👑IELTS 6.5以上の実績多数👑

Chat GPTの特性と実際の会話

色々な質問に精度高く回答してくれます。
質問に答えるだけでなく、誕生日パーティの飾りつけのアイディアや曲の作詞などにも答えてくれます。内容が難しい場合、「子供にも分かるように」とリクエストすると易しい回答が提示されます。

難しめの質問がいいかと思い、「社債とは何か?」と聞きました。
即座に返ってきます。

「12歳でも分かるように」とリクエストしたら、「喜んで!」とというメッセージと共に分かりやすい返答が出ました。

Chat GPTを英語学習に活かしてみた

非常に優秀なので、日英翻訳と英文校正をしてみました。日英翻訳は一瞬で回答が返ってきます。英文校正に関しては、基本的な修正はもちろん、なんとビジネスやアカデミックなど希望のスタイルやレベルに合わせて文章を提示し、文脈に沿って使用する語彙や表現を変えてきます。
実際に見ていきましょう。

翻訳:自然な英文が即提示される

Can you please translate this into English? "〇〇"と入力しました。○○は翻訳したい文章です。

以降、日本語だけ入力しても翻訳されます。

英文校正:希望の文章レベルが指定できる

文法、スペリングの修正はもちろん、アカデミックレベル、ビジネスレベルと指示すると、入力した文章がリクエストに沿ったレベルと表現で提示されます!実際に同じ文章で、①アカデミック、②ビジネス、③特に依頼なしで入力した際の結果をご紹介します。

指示の出し方

具体的に希望作成レベルを指示します。私は以下のように指示しました。

I want you to act as an English translator, spelling corrector and improver. I want you to replace my simple words and sentences with more beautiful and elegant, upper level English words and sentences. Keep the meaning same, but please modify to a more business level. My sentences are "○○"

最後の○○部分に文章を入れます。business levelの箇所に、希望のレベルを入力することで文脈に沿った内容が提示されます。実際に見ていきましょう。

元々の文章:“Many people say that space related technology does not give direct benefit on earth's life. Scientists say that many practical technology improvement have been made to help astronauts who are in the harsh environment called space.”

◆ビジネスレベルと指示した場合◆
ビジネス前提の内容になっていて、in the business world, various industriesが見受けられます。supportはより堅い表現の"aid"に修正されています。

◆アカデミックレベルと指示した場合◆
アカデミック前提の文章になっています。in the business worldと表現されていた箇所は life on earthに、various industriesは"various fields of study"に変わっています。

◆英文校正のみを依頼して、レベルを指示しなかった場合◆
アカデミックでもビジネス寄りでもありませんが、とても自然な英文が提示されました。

Deep Lとの比較

翻訳ツールとして圧倒的人気を誇るDeep Lとの違いを知りたく、精度や翻訳スピードなど比較しました。

ChatGPTの方が、よりナチュラルな英文に感じた
ChatGPTもDeepLも短い文章の翻訳精度はそこまで変わらなかったですが、ChatGPTの方がより自然な言い回しや表現だと感じました。

ChatGPTを英語学習に活かさない手はない!

精度高く、瞬時に訳が分かるので非常に便利なツールです。
翻訳、英文校正共にどのように活用したらいいか、メリットも挙げてみました。

◆翻訳◆

メールやチャットでのやり取りに非常に便利です。一瞬で正確な訳が提示されるだけでなく、DeepLに比べてより自然な文章が多いです。
英語学習として活用するなら、特に英会話の文章作成におすすめです。
伝えたい内容や会話を入力し、提示された文章を何度も暗唱しましょう。瞬発的に言えるまで繰り返すと、話せる内容だけでなく、正確性も上がっていきます。
また、英語での情報収集にも役立ちます。ニュースや記事などの長文も素早く的確に訳してくれます。

◆英文校正◆

ビジネスメール、プレゼンテーション、英検、TOEFL、IELTSのライティング添削として非常に使えます。英語資格試験の場合、自分の文章を入力し、アカデミックレベルと指示するといいでしょう。元々自分で書いた文章なので、モデルエッセイよりはるかに記憶に残りやすいです。提示された文章を暗唱したり、同じように書けるよう何度も練習を積むことをおすすめします。暗唱はスピーキング対策にも繋がります。論文作成など細かい部分の文法までチェックが必要な場合は、念のためGrammarlyで確認、ChatGPTかDeepLで再度訳も確認するといいでしょう。

今後が楽しみ!

主にChat機能がフォーカスされていますが、翻訳の正確性、スピード、文章を希望のスタイルに直せる点や、文脈に沿った内容を提示してくれる点は非常に画期的だと思います。どんどん進化していくと思うので、今後もどのように英語学習に活用していけるかとても楽しみです!

また実際に、英語資格試験(TOEIC、英検、TOEFL、IELTS)や英会話・ビジネス英会話に関する悩みを相談したい、サポートに興味があるという方は、「武田塾English」で無料カウンセリングを承っていますので、お気軽にお問合せください。

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