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【自分史#2】旅行と写真が好き!自分の好きを見つけ、発信する楽しさを教えてくれた大学時代


旅行を好きになったきっかけは、大学で観光を専攻していたから。

カメラを始めたきっかけは、カメラ女子に憧れたから。

大学1回生の秋にオリンパスを購入したのをきっかけに、写真を撮るのが大好きになった。

なのでカメラ歴は、かれこれ10年以上になる。


前回のエピソードでは、失恋をきっかけに人格が変わったお話を書かせてもらった。

今回はその失恋により、より加速した「カメラ」というツールを使って旅行を発信する楽しさを覚えたことを書こうと思う。

まずは、大学内・大学外でやったことをそれぞれ書き出すと……

【大学内でやったこと・勉強したこと】
・観光学について
・京都の観光地 取材
・ガイド体験(伝え方の勉強)
・京都の観光学
・海外旅行研修(幹事)
香港/マカオ・バリ島/ジャワ島
・日本の観光名所
【大学外でやったこと】
・京都観光案内所ボランティア(学生団体所属)
・カンボジア環境保護ボランティア
・ラオスに学校を建てるプロジェクト(学生団体所属)
・外国人観光客が多く訪れるレストランでバイト

・京都カフェ巡り
・京都観光地巡り



そもそも、なぜ大学で観光を専攻していたのか?

それは、大学受験に迷っていた際に、父が「かなは、旅行が好きだから、観光学部がある京都橘大学を受けてみたら?」と言ってくれたのがきっかけだった。

当時は、今に比べると「むちゃくちゃ旅行が好き!」と言う訳ではなかったのだが、父は今の私を見抜いているかのように、勧めてくれたのだ。

(父には感謝しかない……!)



大学2回生、大学3回生と、それぞれゼミの選択があったが、「楽しそう」という理由だけで、観光をメインに学べるゼミを希望した。

このゼミを選択したことが、私の「旅行が好き」を初めて強く刺激することになる。

2回生のゼミでは、香港とマカオへ行った。

これが生まれて初めての海外旅行。

異国の空気、異文化に触れ、海外旅行の楽しさを知るきっかけだった。

3回生のゼミでは、バリ島とジャワ島へ行った。

この時は、ゼミの皆をまとめる幹事として、旅の行き先から、旅行会社選定し(何社もの旅行会社さんと交渉・打ち合わせを経験)、旅のしおり作りなどを経験。

驚くのは、この時作った「旅のしおり」は、周りから今でも「あのしおりはすごかった。覚えてるよ」と言ってもらえることだ。

と言うのも、私は「どうせインドネシアに行くのなら、さらに楽しんでもらいたい。わくわくしてもらいたい」という思いから、雑誌のようなこだわった「旅のしおり」を作成したからだ。

しおり作りは幹事に求められていなかったのだが、私が作りたくて勝手に作って配ったもの。

振り返れば、私の「旅を発信する楽しさ」の最初の原点はここにあるように思う。



ゼミでの他の活動としては、京都の観光地を巡ったり、取材を経験したり……。

「観光地 京都」ならではの経験をたくさんさせてもらった。

取材時には、経費なるものも出たため、
「無料で京都観光できて、楽しめて、まとめられるって楽しい!」な~んて思っていたっけなあ。

この時は、純粋に「"タダ"で観光できるって最高」と思っていた私。笑

それでも、やはりここでも「取材したものをまとめる楽しさ」は健在。

マスキングテープなどを使い、雑誌のようにまとめて提出する作業がとても楽しかった。

このようなゼミでの活動のおかげで、大学3回生初旬にして、やっと京都観光の楽しさをわかったのである。(遅い……。)



そんなゼミでの活動を受け、次に目を向けたのが、京都の四条にあった"観光案内所"での学生団体でのボランティア活動だった。

主な活動は、「案内所に訪れた方への観光案内やお手伝いをすること」だ。

観光客が案内所を訪れる大きな理由は2つ。

①道に迷ったので、場所を教えてほしい
②おすすめ(観光地/ご飯やetc)を教えてほしい

日本人観光客はもちろん、外国人観光客を相手にすることも少なくなかった。

(当時の英語力は、日常会話すら喋れないレベル。

だったにも関わらず、試行錯誤でなんとか対応していた自分すごい……。と今になって思うが……。)


まずは、自分が京都のことを知らないと案内すらできないので、楽しみながら京都のことを勉強する日々、

京都のガイドブックを大量に買って黙々と読んだり、勉強会をしてもらったり。

季節を感じられる京都イベントには、案内所のメンバーで参加したりもした。

案内所に集まってくるメンバーは、みんな京都が大好きで、知識が豊富な人が多く、刺激をもらう日々。

全力で京都を楽しみ、全力でその良さをアウトプットしていく。

「せっかく京都に来てくれたのだから、悔いなく思いっきり楽しんでほしい」
「京都の良さを知ってほしい」

その思いが伝わったのか、1番嬉しかったことは、案内したお客様がわざわざ戻ってくださったこと。

「良かったよ。おすすめしてくれてありがとう。」とお礼を言いにきてくれたことは、とてもびっくりしたと同時に忘れられない出来ごととなった。

「京都(旅)を発信する」という楽しさを、身をもって体感できたのは、案内所での経験が大きかったように思う。



さらに、「京都もっとを楽しんでほしい」というお節介、「旅を発信したい」という気持ちは、ついにバイトまでに及ぶことに。

私は新京極にある、外国人観光客もたくさん訪れるレストランで働いていた。

ホール担当だったため、私の役割は「オーダーを取ること」「メニューを運ぶこと」。

にも関わらず、明らかに観光客だとわかると、「京都どこ行ってきたんですか?」「何か困っていることないですか?」と、勝手にコミュニケーションを取っていた。

(これをしていたのは、恐らく私くらいだった笑)

当時から「ディズニーのホスピタリティ」について学んでいたこともあり、付加価値を付けて、お客様に喜んでもらえることが好きだったのだ。

(案内所から持ち出した、おすすめパンフレットもお渡ししていたなあ笑)



そんな経験を経たことから、いつの間にか「旅を楽しむ」ことににプラスして「旅を発信する楽しさ」を覚えたのである。

当時こそ言葉にはしていなかったが、「旅のわくわくを伝えたい」と思う、大きなきっかけだった。


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