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「死」を意識した誕生日 ~幸せを感じよう

昨日、29歳の誕生日を迎えた。


誕生日だと言うのに、私がふと考えたことは「死」についてだった。

芸能人も多く亡くなる中、ニュース番組を見ながらこんなことを思った。

「死んだらどうなるんだろう?いま感じているこの心地よい風も感じられなくなるのか……。

というか、死って改めて怖くない…?

だって自分自身なくなるってことだよね?

"無"になるのがすごく怖い…。」

そう思うと、部屋の中に舞い込んでくる心地よい風がとても愛おしくなった。


外には出られない。遊びにも出られない。

けれど、心地よい風を感じることはできるし、新緑が美しい木々を窓から眺めることはできる。

この何気ないことがいかに幸せか。

生きていることがどんなに幸せか。



そして昨日は朝からお祝いメッセージをたくさんいただいていた。

思い返せば、幸せだと感じることがたくさんあったな。

朝起きたらすぐに家族からおめでとうの言葉をもらえた。

妹が照れながら「おめでとう」って言ってくれたの、かわいかったな。

みんなからのお祝いメール、嬉しかったな。

嬉しい言葉、たくさんもらったな、ありがたいな。


ささいだけれど、心に沁みる幸せ。

小さな幸せかもしれないけれど、その幸福感は、心も人生も豊かにしてくれる。

29歳の1番最初の日は、
そんな素敵なことを教えてくれた。


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