書くことと同じくらい、書かないことが大切だと気づいたこと
毎日note記事を書くことを続けて、10日が過ぎました。毎日書くぞ、と決めた訳ではなく、たまたま2日連続で記事を投稿できたし続けてみるか、とゆるりと始まった挑戦でした。
継続は力なりと言いますが、毎日記事を書くことでどれくらいスキルアップできたのか?
正直、自分で目に見えるほど上手くなった実感はありません。でも、「書きすぎる」という、自分の弱点を見つけることができました。
文章を書きすぎる
書くことが苦手な人を大まかに分類すると、
・文章が全く出てこないから書けない人
・文章を書きすぎて書き終わらない人
この2種類に分けられると思います。
私は完全に「書きすぎる」タイプです。
noteをはじめた頃は書き出しだけで2000字を超えてしまい、結論に辿り着くまでに自分がバテてしまうことがよくありました。執筆が速いわけではないので時間ばかりかかるし、長すぎて何の話だったっけ、と自分でも混乱するし、いいことがありません。
毎日記事を書くなら、時間がかかって完成しないのは避けたいです。
じゃあどうしたらいいか?
私は「目的地」と「経路」を絞ることにしました。
目的地はひとつだけ
当たり前じゃないの?と思われそうですが、「目的地=伝えたいこと」を一つに決めるのって、難しいです。
この記事で伝えるのはこれだけ、と定めておかないと、あれもこれも、とたくさんの要素を詰め込みすぎて、どれが目的地なのかわからなくなります。
自分が目的地を理解することも大事なのですが、読んでくれる人も目的地はひとつに見えているか、も大事です。書く人と読む人の目的地の認識がずれてしまうと、意図したものとは違う結果を与えてしまいます。
経路を絞る
経路は、目的地に向かう人がどんな人なのかによって変わる、記事の切り口です。
伝えたいことを伝えるためには、いくつも切り口があります。どこから切り取っても目的地は変わらないのですが、伝えたい相手が誰なのかによって、経路は全く異なります。
山の頂上を目的地としても、登るのが登山の初心者なのか、プロの登山家なのかで、選ぶ経路は全く変わりますよね。
初心者向けと経験者向けの情報が一緒に書かれていたら、何を選べばいいかわからなくなってしまいます。
「書かない」ことも「書く」ことの一部
書くことだけが、文章をつくることだと思っていました。でも、書くことと同じくらい、「書かないこと」をしっかり決める必要があることに気付きました。
技術が伴わないのが苦しいですが、気づいた弱点を意識して、少しずつスキルアップをしていきたいです。
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