イギリスの税金システム

今日は会社の友人たちが税金の話をしていて、
自分もあまりよく分かってなかったので調べてみました。

いろいろな種類の税金がありますが、全ての人に関わるものを2つ紹介します。

①VAT(Value Added Tax)


日本でいうと消費税です。
イギリスのVATは何と20%ということで、日本よりもかなり高い率になっています。これらは社会保障の費用に充てられています。
また、日本の消費税と異なる点もいくつかあります。

それは

・内税であるため商品の値段にすでに含まれています。なので支払いと同時に自動で納めていることになります。
・免税、減税対象があります。最低限の生活を送るのに必要なものや、子どものための用品などです。例えば、食料品や美術館入館料などは免税対象で、チャイルドシートや光熱費は減税対象となっています。お菓子や外食は嗜好品なので20%の税金が含まれています。

個人的には美術館入館料が免税対象になっている点が本当にありがたいです。ロンドン市内には大きくて世界的に有名な作品や遺品が展示されている美術館、博物館がいくつもありますが、無料で入れてしまうのです!
本当にすごいです!!!
小学生から高校生くらいの生徒さんが必ず授業で訪れていて、何て恵まれた環境なんだ…といつも感動しています。

あとは子どものための用品が免税という点、日本人からしたらいいな~と感じるところだと思います。カナダでもそうでしたけど、海外ではこういった子育てする方に対する減税や支給というのは当たり前にある気がします。

②所得税


こちらは日本と同じで、収入によって税率が変わってきますが、
・個人控除額は£12,570
・個人控除額を差し引いて後の所得に対して
 
 ⑴~£37,700までが20%
 ⑵£37,701~£150,000までが40%
 ⑶£150,001~は45%

となっています。
レートにもよりますが、現在約180円/1ポンドなので
年収約200万~約900万までが(1)、~約3000万までが(2)、それ以上が(3)です。
日本の所得税は税率がもっと細かく分けられていて、イギリスのものは大まかになっていることが分かりました。


こういった海外の生活システムを調べることで、日本はどうだったっけ?と改めて考えるきっかになりました。お互いに良し悪しがあるので、どちらが正解とかはないと考えていますが、他を知り、比較することで、日本のシステムをよくするにはどうしたらいいか考えられるのでいいなと思いました。


最後まで読んでくださりありがとうございました。
今日も素敵な1日になりますように。


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