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インターネットさまさまです

今日、上司に、zoomで治療が終わったことを報告した。
上司はとても喜んでくれた。
「抗がん剤は何が辛かった?」と聞いてきたので
「吐き気と、倦怠感と、食欲が落ちることですかね、、、」って答えたんだけど、症状を言葉にすると、大したことない感じがする。。しんどいの伝わってない気がする。あんなに辛かったのにー!症状だけあげると風邪と似てるけど、ぜんぜん違うから。
でも、その違いを具体的に説明するのは難しいなあ。。。
結局経験した人じゃないとわからない部分はあるよね。なんでもそうだけど。

この間の日記で、家族と友人のおかげで乗り越えられたって書いたけど、一大事な人を忘れてた。それは、顔も名前も知らないインターネットの人たちです。

子宮体癌の手術が決まった時、ネットで同じ病気の手術の体験記を見つけて、自分の手術の心の準備ができた。
抗がん剤をやることが決まった時、実際に抗がん剤をやっている人達の日記を読みまくった。その中には仕事で日本中飛び回りながら治療をしている人がいたり、髪の毛が生えてきた写真をアップしてる人がいたり、不安で潰れそうになってる人がいたり、、、、。大変なのは私だけじゃないんだって実感した。

私の周りで抗がん剤の治療をしている人がいなかったので、全く知識がなく、インターネットの手記がとても助かりました。(ウィッグの情報とかありがたかった)
Twitterで検索すると、たくさんの人が抗がん剤についいて、つぶやいてて、今がんばってる人がこんなに大勢いるんだってことに勇気づけられていました。
ありがとうございました。

抗がん剤治療は長かったので、だんだん、周りに愚痴を言いづらくなってきて、辛い気持ちをnoteに吐き出せたのも良かったと思う。
ほんと、インターネットさまさまです。


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