星空文庫を選んだのは
小説投稿サイトがたくさんあるなか、私が選んだのは星空文庫だった。
なぜか?
ランキングがない。競争がない。
それが決め手だったと思う。
星空文庫を始めた頃は、苦しくなって書けない時期だった。応募作品を書くに書けず、でも書くことから離れたくない。
思いきってネットに出してみよう。でも……と悩んだ結果、星空文庫を選んだ。
評価を気にして書くのが、私には辛かった。
選ばれないという苦しみは、応募して落選続きだったのでよく分かる。毎回、がっくり来てしまう。
ネット上のリアルタイムで、選ばれない自分を見つめ続けることは、弱い自分にはできないと思った。
星空文庫では投稿された時間順にどんどん作品タイトルが並んでいくので、時間が経てば埋もれてしまう。
もし作品に出会った方には、「ご縁がありましたね、どうも初めまして」くらいの気持ちで。
アクセス数は出るので、星空文庫の自作がどれくらい見られているのか確認できる。見ると、もう笑ってしまうくらい少ない。
それでも読んでくれた誰かがいたということだけが、ささやかな喜びになる。
星空文庫のサイトはこちらです。もしご興味ありましたら覗いてみてください。
写真の花は、実家の庭に咲いていたクレマチス。
この花の色が好きです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?