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書く理由とは?

書かない理由はいくらでも出せるけれど、
書く理由となると……言葉につまってしまう。

楽なほう簡単なほうに流れるならば、書かない選択のほうが苦しくない。
だから、書かない理由のほうがもっともらしく言いやすいように思います。

書く理由を考えて、出てくる言葉は「書きたいから書く」なのですが。
ではなぜ書きたいのか?と問われたら、むむむ……と困ってしまいます。

自分でも思いもよらないものが書けたときの喜び。
あの感動が忘れられない、という何かを残したい衝動。
頭の中に浮かぶキャラクターがうるさくて……しかたない書いてやるから騒ぐんじゃありません、みたいな気持ち。

書く理由をあげてみて、自分でもしっくりこないのはなぜだろう。
もしかしたら書く理由なんて無くて。ただ書かねばという気持ちの落ち着かなさが、のどの奥に引っかかった魚の骨のようにまとわりついているのかもしれない。本当のところなんて、書いている私自身が一番分からない。

以上のことを考えていくうちに、一番シンプルな答えに行きつきました。
私が書く理由、それは……

「楽しいから!」

これだけのことだったのです。
な〜んだ、そうかあ。と、自分で妙に納得できました。
楽しいから書きたいし書いていたんだ自分は!こんな単純なことだったのです。

楽しいから書く。
楽しいから書きたい。
ごたいそうな理由なんて無い。
書かないのは自分が楽しくないから。
ならば楽しく書くためにどうしたらいいだろう。
楽しく書くためにどう書いていくか……うむむ難しいぞ、と思い始めたら、思考がまた堂々巡り。

たぶん書くのが苦しくなるのは、自分が余計なことを思うからなのでしょう。
もっとシンプルに楽しく書いていたい、と思うのです。

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