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小学4年生よりも賢いですか?

今回の部員日記は、理工学部2年の淺井夏菜が担当させていただきます。

期末試験・レポートが終了し、無事夏休みを迎え、アルバイトと趣味に没頭する日々を送っています。


アルバイトとして、塾で小学生高学年〜高校生の幅広い層の勉強を教えていると、自分も当時そうだったように、問題で間違えている子をみてもどかしくなることが多々あります。
計算ミスはもちろん、英語では時制の間違いなどは誰しも一度は通る道ではないでしょうか。

私がテスト問題で、計算ミスに気付いていなかった時、巡回の監督の先生はこんな気持ちだったんだろうなと思ったりもします。


もちろん、時には少し言いたくないことだっていいます。恩師(当時はすごく対立していましたが)に昔言われた言葉が勝手に口から出てきたときはさすがに恐怖さえ覚えました。

何回言っても聞いているのか聞いていないのかよくわからない返事しない子や、1:1の個別で目の前で居眠りする子もいたりして、関西弁で怒鳴り散らかしたい気持ちで一杯になることがよくありますが、その気持ちを抑えて、優しい大学生の先生を演じています。

いつまで続くのでしょうか。


もちろん塾で先生として働くことで感じるいい面もあります。それは、昔習ったきり当たり前だと思っていることについて、改めて知ることができるということです。

たとえば、小学校4年生の国語では、辞書で言葉をひいたときに出てくる順番についての問題が出てきます。

①ホームラン
②ポイント
③ボタン
④ほし
を辞書でひいたときに出てくる順番に並び替えましょう。

答えは、自分で辞書で調べてください。

小学4年生の理科では、

星が24時間で約360度移動するのはなぜでしょう。

という問題が出てきます。
さすがにこれは分かると思いますので答えは書かないでおきます。

他には、中学生の理科では、

虹ができる原理を説明してください。

という問題も出てきます。

これは雨粒における太陽光の屈折で説明することができます。
(画像の虹は先日家から見られたものです)

このような問題をいざ聞かれると、その子によく分かるように易しい言葉を用いて噛み砕いて説明しなければいけないので、私がそもそも深く理解していなければ、生徒の「なぜ?」に対応できないと思いました。


この夏休みはアルバイトを通じて、生徒に知識を教えるだけでなく、なにか自分の教養や、論理的な話し方なども力として蓄えることができたらいいなと思っています。

長く拙い文章でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

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