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久しぶりの現場に行きました

今回の部員日記は、理工学部3年 男子部マネージャーの淺井夏菜が担当させていただきます。

さて、新型コロナウイルス感染症が蔓延した2020年春以降軒並みコンサートや舞台などが中止となりました。

私も現に、2020年5月にチケットを取っていたライブが延期の末オンラインでの開催となりました。

そして、2021年になりなんとか生の舞台やライブが復活を始めました。
私自身も、1月、6月、そして7月にチケットを獲得でき、生での観劇ができました。


その感想はというと、

やっぱり生のエンタメ現場は良い!!!!

もうこの一言に尽きます。最高すぎました。


現場の対策をご存知ない方もいらっしゃると思うので説明すると、検温消毒はもちろん、接触確認アプリCOCOA確認もあり、フェイスシールドも場合によっては配布され、チケットのもぎりも客自身が行うという徹底ぶりです。また、客席1列目は潰し、場合によっては客席を市松模様的に空けて客配置を行っています。


1月の舞台は、コメディー系のものでした。ここで1つ難点が。それは、

声を出して笑えない。


これは拷問です。本当に拷問です。もはや、演者と私たちのガチンコバトルです。
笑わせたい演者 VS  声を出せない客
笑ってはいけないコメディー劇2時間は相当キツイです。
正直私の周りでも、笑いを堪えてグフグフ言ってる音が聞こえてました。

6月の舞台は、群像劇だったので声を出すことはなく、静かに見られたのですが、カーテンコール後スタオベでこの感動を伝えるには、手段は拍手しか私たちには残されておらず。

声を出せない現場で、拍手はとても重要なものなのです。歓声も笑い声も何もかもすべて拍手で補うのです。


その拍手の重要性がひしひしと感じられたのが、7月のライブでした。個人的にも久しぶりのライブ現場だったのですが、全席着席、花道なし、客席降りもなし。チケットが送られてきて座席を見たら2階席。

演者からこっちに来ないじゃん!!1階前列しか楽しくなくない!?


そんな気持ちも杞憂でした。
入ってみたらなんのその。肉眼で顔の表情もしっかり確認でき、ライブ特有の全方位から音の波が来る感じも何もかも感じられました。
それに、花道も客席降りもない分、演者が2.3階席をすごく気にかけてくれるので、終わったあとには多幸感に包まれていました。

ライブは声を出す現場というのが、普通だったのですがそれができない今回は、
・バラードを歌った後の感動の気持ち
・かっこいいダンスを見た後の感激の気持ち
・話が面白くて笑っちゃうとき
・演者の話に同意する気持ち
etc…
こんなこともあんなこと何もかも全部の共通言語は

拍手

だったのです。

オンラインでは、カメラワークのせいで映らないバックダンサーも生であれば見ることができますし、カメラワークのせいで寄りでしか見れなかったダンスの全体像も見ることができるのが、生のエンタメだなと改めて再確認しました。

そして、なんといっても、

演者にその時にその場で感動を返答できる

これが生のエンタメの1番良いところだと感じます。


コロナ禍で、開催されている生の現場も制限はありながら、その制限内で演者も試行錯誤の末、最高なエンタメを届けてくれていることに感謝しながら、客の立場である私たちもさまざまな対策を十分に行いながら、演者に感動を返答できたらなと思いました。


コロナ感染者の減少と、これからのエンタメのさらなる発展に期待をしながら、万全な対策を引き続き行いたいと思います。


最後までお読みいただきありがとうございました。

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