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BibliOphile°19分館|視聴覚室

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視覚、聴覚を中心に、五感で触れるものについて 音楽、美術、演劇、映像を通して感じたことなど
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#Scope

20221214
桑原 弘明 展『 Scope』

毎年12月が楽しみ。
2000年一桁代の頃の作品を見て懐かしさを感じたり、子どもが産まれて行かれなかった期間の作品も見られたのでとてもうれしい。
わたしはギャラリー椿の裏口が好き。
http://www.gallery-tsubaki.net/2022/Hiroaki_Kuwabara/info.htm

2021年12月12日
キャリコン更新講習の合間に。
“ささやき”の温度がじわりときた。
おかげで7時間に及ぶ講習後も元気だった。
休憩時間にギャラリーに行ったと話したらペアワークの相手に驚かれた。

今年は覗きに行けてよかった。
移転後のSpanArtGalleryもはじめて。

2006年
ムットーニの夢から覚めた後、そのまま北に歩きスコープの夢の中に向かう。
スコープの夢もまた格別だ。
ただし、この夢は一人旅はできない。
案内人が常に寄り添う。
幸運なことに、この日の案内人は、夢の作者だった。
夢は続く。
いつまでも……

2005年
初めてスコープアートを観た。
掌サイズの真鍮製の箱についたレンズを覗き込むと広がる別世界。
小さな空間の大きな世界。
「そこの角を曲がりたい」
「そのドアを開けてみたい」
素敵すぎるあっちの世界にずっといたいと思う。
とても素敵な出逢いだ。
いつかあの箱が欲しい。