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シンガポールレポート【空港~市街地】

金融とITの先進都市と評されるシンガポール。東京23区とほぼ同じという小ぢんまりとした都市はなぜ、ビジネスや観光で海外から注目されるのか。

観光客として、シンガポールの魅力をさぐってみた。

空港

まずは空の玄関口であるチャンギ空港から。空港内の「ジュエル」と呼ばれる複合施設に噴水がある。デザイン設計は、カジノで知られる複合施設マリーナベイ・サンズを手がけたサフディ氏率いるチーム。ラグジュアリーな雰囲気と都市型庭園の技術は空港から始まっている。

Jewel Changi Airport内の噴水を屋内から撮影。晴れていたら地上から見上げたかった

市街地へのアクセス

チャンギ空港から市街地へはMRT(地下鉄)か配車アプリを使ったタクシーが便利。MRTはSuicaのような交通系ICカードがなくてもクレジットカードで乗ることができる。また、シンガポール版Uberともいえる、"Grab"アプリを使うとタクシーが手ごろな価格でスムーズに乗れる。

私は後続の予定があったためGrabを使わずに空港タクシーを使った。後から知ったのだが、Grabなどの適正価格では$28のところ、$38かかってしまった。この後、マリーナベイ・サンズからタクシーに乗った際にも適正価格の倍というぼったくりに遭ってしまったため、その後のタクシー移動ではGrabを使った。インストールさえすれば目的地や支払いまでアプリで完結ししかも安いGrabアプリを最初から使っておけばよかった。

空港内にある、タクシーアプリの案内版。ここでGrabアプリをインストールしておいた

市街地までの道のり

空港から市街地までの道路には緑ゆたかな景色が広がっていた。調べたところによれば、シンガポールの緑化政策は、建国から間もない60年代後半に始まったらしい。外国からの投資を呼び込むため、安全で健やかなガーデン・シティというコンセプトを掲げたとのこと。
60年代という早い時期において、外国からの投資を目的に緑化政策を行ったところに、リークワンユーの先見の明を感じる。

空港から市街地に至るまでずっと緑ゆたかな風景が広がる。
緑は道の両側のみならず、車線の間にも広がる。

おまけ:渡航までの下準備

旅の準備においては、「シンガポールと熱狂」というWebメディアを大いに活用させてもらった。記事のおかげで、中心街(Citi Hall駅付近)に立地した、中級よりも少しグレードの高そうなホテルを1日8000円(2人)程度で宿泊することができた。さながら検索のできるガイドブックといった感じで、なくてはならない情報源だった。なお、編集長であるジブおじさんは一定の注目を浴びているYouTuberらしく、彼が英語で紹介するYouTube動画を英語学習も兼ねて聴いていた。


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