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付き合っていた人から連絡がきた

転職記を書いていこうと思って始めたnoteですが、さっそく他のテーマについて書きたくなるからもうどうしようもありません。

(やっぱり何かを始めるときは間口を大きくというか、あまり限定的に考えないほうが良いのかもしれないですね。日々是勉強!笑)

今日、1年半くらい前にお別れした人から連絡があったんです。

その人とは3年付き合っていて、思い出してあったかい気持ちになることも胸がぎゅっとなることも様々あります。

別れて3か月くらい後に私が誘って、たしか2回会いました。1回目は楽しく過ごして、2回目はもうこれからは会わないほうがいいなと思いました。彼も同じ気持ちだったと思います。

会社の同期だった彼とはそのあとも社内メールで業務的なやりとりを何回かしたけれど、それぞれ勤務する場所は違ったし会うことはありませんでした。辞めることも言わずに会社を去りました。

彼がいない人生を当たり前のように生きているのに、今日、久しぶりになん往復かやりとりをしていると、当時に引き戻されたような気持ちになりました。

当時と変わらず、彼なりの連絡の仕方で、彼なりの文章でメッセージが送られてきました。句読点の位置や記号の使い方がすごく懐かしくて。それに返事をした私も、たぶん言葉の選び方や表現はそれほど変わっていないはずです。なのに、やりとりのなかで、「もう私は付き合っていた頃の私ではないんだな」ということをすごく意識しました。

彼と別れてからいままで、仕事もプライベートもいろいろなことがあって。前進とかアップデートとか年をとったとかそういうニュアンスでもなく、違う私になった、そんな感じ。

連絡がきたときは嬉しいと思ったけど、でも、なんとなくむずがゆくて、なんとなーく重たい気持ちにもなって。

メッセージを未読のままガラスのケースにいれてとっておきたいような、手に取ったり活用したりすることはないだろうけど大事にとっておきたいような、そんな気持ちになりました。

恋愛って、そのときの私がそのときの彼を好きになって成り立つものだなとつくづく思う。逆もしかりで、そのときの彼がそのときの私を好きになったから付き合っていたのだと思う。

人って毎日いろんな経験や思いをしながら生きているから、当然、時間の経過とともに考え方や纏うものが変わる。だから、時間が経って再会したときに、惹かれあうとは限らないし、前だったら気が付かなかったことが今だからわかる、ということも起こるんだと思う。

さ、どうしようかな。

会うことになっても、おととい、夢の中で、その彼が「そろそろごはんでも」と誘ってきたことは言わないでおこう。

kan.