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【インプット】「君たちはどう生きるか」を見た話

「君たちはどう生きるか」を見た話

前回、映画:スーパーマリオを見てから
「よし…インプットを増やそう!」と思い再び映画です。
正直家で見られるアニメや映画にも手を伸ばそうとは思っているのですが、それは追々

今回みたのはスタジオジブリの「君たちはどう生きるか」
ちょっとブームに遅れましたが、まだまだやってたタイミングでいけてよかったです。

感想:めっちゃジブリで面白い、けど正直もう一回見たい

実は子どものころ、親がジブリ嫌いだったので、千と千尋の神隠し以外見たことがなく
しいてコロナの時にもののけ姫を見たぐらいあまりジブリシリーズを知りません(「そなたは美しい」の元ネタここかぁ~~って納得したいい思い出)

冒頭から作画よかったですね
それこそ、もののけ姫と繰り返し見まくった千と千尋ぐらいの印象しかなかったので、最近のジブリはこういう描き方をするんだなぁ、綺麗だなぁと思いながら見てました。

序盤では、新しい母親のなつこさんが眞人の手をとってお腹の赤ん坊を知らせるシーンと、家についた時の婆さんたちがトランクに集まってるシーンを見たときは「やるやん」って思ってしまいましたね。
ああいう日常によくありながら、でも見る人によって色んな見方ができる描写は結構好きです

けど、自分が「もう一回見たい」と思った理由にも関わってくるのですが
終始色んな見方ができそうな場面が多くて、自分が理解しきれないまま終わってしまったような、「やばい、このままだと分かんない!」って色々考えながら見てしまいましたね

総括すれば今回はそういう映画なのだろうと、一晩経って納得しはじめてはいます。

映画公開直後「賛否分かれそうだが私はいいと思う」みたいなレビューをよく見かけたような気がします。私も同じように思いました。

分かりやすい二項対立や、正義感や思考に一貫性のある主人公とかではない本作品、その代わり端々がとてもリアルで、日常的だなと思いました。
主人公の家、というかお父さんはとても裕福な描写で、一見我々とはかけ離れているような存在にも思いますが、母親の死、再婚、学校でのいじめ、少しの反抗心、同情をひくための自虐行為、理解ある子どもを演じながら嘘も混ぜる狡猾さ、簡単には説明しづらい微妙な表現が散りばめられていて、かつ見た人によって受け取り方や感じ方がおおいに変わる作品。
そんな曖昧なバランスの中で、主人公の眞人が「なつこさんを探さなきゃ」みたいなセリフを何度か言っていたのが印象的でした。
言うタイミングによって、主たる理由は変わってくると思うのですが、それでも思った道に進もうとする何とも言語化しづらい決意が面白かったですね

だいぶ映画見ていない人には分かりづらいレビューになってしまい(特に前回のマリオに比べて)
今回みた「君たちはどう生きるか」は結構、他の人のレビューを読むのが楽しい作品のようにも思います。
実際にここまで執筆して一旦手を止めて、他のレビュー見に行ったのですが
・説明的な描写が少ないのは、これまで通り
・「事前情報無しで行くべき」というのは、個人的には(事前に何も用意できないのは、読解力が低いのでキツイな)と感じていたけど、「あなた自身が感じたままで良い」という肯定

最後にふざけた感想を言ってよいなら、終始インコ軍団かわいかったなぁ。。わらわらとかもかわいくて「めっちゃ可愛いじゃん」って脳内で言いまくってました笑
結構サギとか魚が集団でこっちに訴えてくるの恐ろしさもあったけど、それらのシーンも、正直可愛かった★

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