少し脱皮というか・・・
新企画〈新しい時代の認知哲学〉の概要をCanvaで昨夜作り、表紙を入れて10ページぐらい出力してスライドショーで鑑賞してみた。
1ページの文字数限定というのも悪くない。
それで固定レイアウトで今度はKindleから出してみようと思った。
これまでの3冊は全てリフロー型【アプリ側の設定に応じて、テキストやレイアウトが流動的に表示 (リフロー) される形式】だったので、固定レイアウトの出版の仕方を検索して調べてみたり、実際の固定レイアウトのKindle本をアンリミで読んだりしてみた。
それで、たまたま読んだのが『Kindle出版ドリーム 電子書籍には夢がある』というnote作家でもあるカーボさんの本を読んでみた。
正直にいうと「絵本でもないのに固定レイアウトの出版なんてページビュー稼ぎの云々・・・」と思っていたが、一冊をサクッと読める手軽さは、読者の立場になってみるとそう悪くはない。
それと「読む」というというより「見る」感覚は今の若い世代には良いのかもしれない。
この本は、カーボさんのKindle出版の売り上げデータの推移、内訳などが記され、自分的には「なるほどー」と思える内容だった。(自分がなぜ、Kindle出版で売り上げを上げれないのか、よぉく分かった)
中身が濃いとはいえないが、キモの情報はちゃんと入っているし、作者のポリシーである「読者にいかに有益なものを届けられるか?」と「それが自分の書きたいものに合致しているか?」をクリアしている。(それと収益を得る、ということも加えて叶えているモデルケースの一つとして認知した)
まさに、Kindle本の収益化で行き詰まっている自分には目から鱗だった。
なんか、自分がイキって(たわけでもないのだが)良い本出そうとこだわり過ぎた(リキんでいた)ことが裏目に出て貧する元凶になっていたような・・・と気づかされてしまった形である。
ごくごく普通に、「読者にいかに有益なものを届けられるか?」と「それが自分の描きたいものに合致しているか?」をすり合わせ作業しながらコンテンツを作っていけば・・・もう少しまともに収益化できていたに違いない。
やっぱ、変に気負ってたというか、メンツ?プライド?自尊心?老化現象?(藁)・・・いや、これも自分本位な性格? 一種のエゴのこだわりというやつかしらん。
今日、それに気づかされたことは大きい。
何はともあれ、肩の力が抜けて、やっと普通のKindle作家の出発点に立てたような気がする。
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