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本気で自分に向き合って、つらいガン治療を乗り切るために

ちょっとネガティブな話も含みますが、最後にはプラスにするためのネガティブということで、ご了承ください。ネガティブ苦手な方はブラウザバック推奨です。

一昨日はメンタルクリニックの日でした。

MDSが分かってから、都合や体調が合わず、ずっと母に代理で行ってもらっていたので、超久々に本人受診となりました。

まぁ結論から言うと、結構凹みました😅

MDSを乗り越えるためにキツイ治療となる骨髄移植までにメンタルを整えたくて、どんなことを心がけたらいいですか?という相談に、何か本当に楽しいと思えるものを見付けなさいと言われ、そこから色々話はあったんですが、最後に何となく「僕って実は農業嫌いなんじゃないか?って思う時あるんですよ」と言ったら、先生ははっきりと「嫌いですよ」と。びっくりしました、これだけキッパリ言われると。「あなたから農業が好き、楽しいっていう空気を感じたことが無いです」とのこと。

やっぱそういう空気を出してたんだなぁ、そうなんだなぁ、と変だけど納得した感がありました。過去が無だったように感じる凹みもありつつ

先生おっしゃるには、「でも今やってる仕事が好きって人は少ないですよ、それでも、その先にある楽しみがあるから、頑張れるんです」と。

だから、つらい治療を乗り越えられるその先の楽しみを見付けなさい、と。

僕は楽しいって感情の存在に対する信頼が乏しいというか、鈍感で、例えば周囲で誰か笑っていたり楽しそうにしていたりすると、本当に楽しいのか、それとも楽しいふりをしてるんじゃないか?って疑っちゃうくらいで。

ツラいことがあってもいつも笑顔を絶やさないようにしてる、って人もいるみたいですし。

楽しいという感情うんぬん以前に、人生自体がくらーくどんよりしたイメージがあります。心の底に常に黒いもの?うまく言えないですが、がこびりついています。これは物心ついた時からそうで、なので、今はうつ病ってことで通院してますが、性格というか考え方のクセみたいなもので、薬飲んで直る類(たぐい)じゃないんじゃないか?って思う時もあります。

これには思い当たることがあって、詳細は省きますが幼い時(3歳くらいだったと思う)にトラウマになる出来事があり、このことは今でも鮮烈に心に残っています。キネシオロジー(筋肉反射テストでマインドブロックを診断する施術)で診てもらったこともあるのですが、やはりこの時の記憶に体が反応していると言われました。

多分それがきっかけで、自分はこの世にいてはいけない、という思いが芽生えたんだと思います。そして、この世にいていい扱いにしてもらうために、人に気に入ってもらえる行動を選択する生き方を続けてきたように思います。

よく、過去を思い出す退行催眠療法や、心のトラウマを取り除くなどのメンタルケアがありますが、正直、何十年も前の話、今さら当事の関係者に謝ってもらうとか、ハグされるとか、実際にはあんまり現実的じゃないって思うし、その程度のことで解消する気もしません。

今の現実を見て、自分が今できることを考えて動くしかないんです。
自分の中にある答えを探すしかないんですよ。

こんな僕にも楽しいと思えることはゼロじゃなくて、パソコンやプログラミングやネット関連の技術を触るのは好きだし、パンを作るのも好き(仕事としてやる時はしんどい時もある)、ゲームも好きです。音楽も好き。ただ、寝食を忘れるほど楽しめるほどではなく、自分が楽しいことをしていいんだろうか?っていう思いが湧いてきて、やり始めてすぐに気持ちがドヨーンとしてきます。それこそマインドブロックですよね。いまだに自分はこの世にいていいと感じることができていない。この世に対する信頼感や安心感がない状態で過ごしています。

だから何かマイナスな出来事があると、やっぱり自分はうまくいかないように仕組まれているんだ、みたいな思考になりがちです。

この考え癖?クセっていうレベルじゃないとは思うんだけど、自動的に行われる思考なのでクセっちゃクセです。

普段から常に不安が絶えない。何か悪いことが起こるんじゃないか?

そういう思考の積み重ねが、実際に悪い出来事を引き寄せ、病気にさせます。そりゃこんだけドヨーンとしてたら、体の中の細胞一つ一つも元気に活動できないだろうなと思います。

先生おっしゃるには、うつ病になりやすい性格や考え方が原因でうつ病になり、そこから別の重篤な病気に進展してしまう例はたくさんあるそうです。

なのでMDSから回復するためにも、うつ病から元気になるためにも、根本的なところを何とかしないといけない。

この世にいたい!いていい!という状態にしたい。

そして骨髄移植のつらい治療を乗り越えてでもやりたいこと、楽しいこと、ビジョンを描いていきたい。

でもそんな簡単なことじゃないですよね?
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そんなん頼りになりそうにもないし、そもそも他力本願じゃダメなんですよ。自分で治すぞ!っていう意思と努力が必要です。

だから色々考えました。自分の場合はどうしたらいいのか?

とりあえず、日常的に押し寄せてくる漠然とした不安がある、まずこれを何とかしたい。これが緩和されれば、楽しいと思えることもきっと増えると思う。なので、

「先のことは考えない(今を味わう機会を逃している)」

「人のことを心配しない(それはその人の問題)」

「何か起きれば起きた時に考える(何が起きるか分からないし大抵たいしたことない)」

という考え方を、クセになるレベルまで持っていこうと思っています。

あっ、今また不安の先取りを始めたぞ…と感じたら、即座に上記の思考に切り替える努力をします。ここはほんとに努力です。自分が楽しいと少しでも思える行動をとります。僕ならゲームをやってみるとか、ヤフオクを眺める、映画やアニメを見る、エアロバイク、音楽を聴く、読書などです。各人ご自由に。

これは自分が楽しめる行動にしてください。人のための行動は、人に認められたい欲求が満たされはしますが、自分は満たされません。ただし、見返りを求めない、それをすることによって自分が楽しいと感じられることならOKだと思います。

こうやって何らかの行動をとろうとすると、心がドヨーンとしてる時なんて、「そんなことしても仕方ない」って別の自分がささやきかけてきますが、その声も全力で無視します。漬物石でも乗っけといてください。

かなりしんどいです。でもそれだけメンタルブロックが大きいということの証拠でもあります。なので、頑張って乗り越えれば、きっと見える視界が変わってくると思うんです(まだ自分は実践始めたところなので保証はないですが)

この頑張りを助けてくれるのは、「ありがとう」の言葉かもしれません。
その言葉をお世話になってる相手に伝えることが、お互いにとても大事な気がします。笑顔でありがとうを言うだけで、心が何かほっこりします。この世への信頼を取り戻す効果もありそうです。

というところまで考えた現状です。

昨日は稲刈り第一弾で、毎年自分が主体になってやっていた作業を、妻や高齢の両親に頼むことになり、人に任せるのが苦手な僕は、なかなか心の葛藤が大変で、いい修練になりました😅

さらに10月はほぼ1ヶ月間、怒涛の稲刈りが続きます。
僕は2回目の抗がん剤治療が明日から始まるので、さらに協力できなくなるだろうなと思います。

ほんとに自分の心にとってはキツイ時期になると思いますが、考え方を変える練習をするにはとてもいい機会だなと思っています☆

病気は心身の不調を教えてくれるために現れていると思っています。
なのでちゃんと向き合いたいです。

(注意)向き合うのがしんどいメンタル状態の人は、まずは心の療養を優先してください。

皆様の療養ライフが平穏に過ぎていきますように☆

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