神様がデザインした、私たちの体。

 私はレオナルド・ダ・ヴィンチが好きですが、彼が1480年頃に書いた解剖図を見て驚いたことがあります。

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 それは心臓と大動脈弁の働き方をスケッチしたものでしたが、心臓の弁の下にあるへこみを、血流の渦を作り大動脈弁の開閉をスムーズにするためのものだと看破していたのです。

 本によると、彼は河川工学なども勉強していたから、水流がどのように渦を作り、どのように流れるかを熟知していたと言うのです!

 そもそも、当時の芸術、医学、天文学、音楽などは神様を知るために発展したそうですが、こうした人間の体の精妙さを知ることで神様の全能さを知ろうとしたんでしょうね。

 先入観にとらわれず、客観的な事実をひたすら観察し、推論し、検証するという態度こそ科学的というものですよね。

 私の行っている磯谷式力学療法も磯谷公良先生により、徹底的な患者様の体の状態の観察から生まれたと言えます。

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 この図は右脚が長い人の体の歪みの磯谷療法の模式図ですが、赤線を見てください。

 右脚が長く右腰が高くなると反対の左肩が前に引っ張られる緊張が生じるという説明がありますが、これを70年以上昔に観察から発見していたのです。

 これは、近年の筋膜の研究で、下半身から対角の上半身につながるラセン線と言うひとつながりの筋膜が発見されて、その原因が究明されました。

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 また、模式図の下の部分には足の形と大きさも図示されています。

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 左脚が長い人の場合、左足の外側に体重がかかるため土踏まずのアーチが深くなり甲が押し上げられて甲高、細長い形の足になる。

 左脚が長い人の右足は体重が内側にかかるので土踏まずのアーチが落ちて扁平気味になり幅広になるために寸が詰まり、短くなると説明されています。

 そして実際の患者様の足を拝見すると・・・

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 左足が長いので、左脚が長いことが分かります。

 これらは、体の歪みが重力により体にどのように影響するか?という視点に立った徹底的な臨床における観察の結果で判明した科学的な事実なのです。

   人間科学の結晶・磯谷式力学療法ベースの整体院 

         杉並区・西荻窪 鴨下療法所

 

 

 

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