頚性神経症候群…頭痛、めまい、吐き気、息切れ、目の疲れ、倦怠感、不眠など

肩こりから首のコリ、そして様々なトラブル・・・。
 そうした症状で受診すると、頚性神経筋症候群(けいせいしんけいきんしょうこうぐん)、略して頚筋症候群(けいきんしょうこうぐん)と診断名が付く事が多いようです。
 首の筋肉(頚筋)の異常緊張により、頭痛、めまい、自律神経失調(肩こり・首こり、動悸、息切れ、手足の冷え、目の疲れ、全身倦怠感、不眠、うつ状態など、いわゆる不定愁訴といわれるもの)が起こる疾患、と説明されています。
 その起こる原因は、首の筋肉の異常で、これはパソコンやスマートフォンなどの急速な普及により、うつむき姿勢を続けることで生じた首の筋肉の緊張による「首こり」から起こると説明されるようです。

 しかし、いつも書いている事ですが、ここで原因の追及を止めてしまってはいけません。
 なぜなら、一日PCで仕事をしていても、そうした症状が起こらない方もいるのですから、これが原因の一つではあるでしょうが全てではないのです。


 その、一連のPC,スマホ⇒首のコリ⇒肩の凝り⇒神経の圧迫、血流阻害⇒頭痛、めまい、うつ、不眠など悪循環のおおもとは、悪い姿勢なのです。
 そしてその悪い姿勢を作ってしまうのが骨盤を歪ませているアンバランスな脚の筋肉なのです。


 アンバランスな脚の筋肉は骨盤を歪ませ、そして背骨を歪ませてしまい猫背を作り、前肩を作るから顔が前に飛び出してしまうのです。
 首がこったら首を揉んで、肩がこったらクイックマッサージでほぐして等と対処療法を繰り返しているうちに状態は悪化していきます。
 問題は必ずそのおおもとの原因に手当てをするようにしましょう!

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