あなたは、左右どちらに振り返る?

「らせんの迷宮 遺伝子捜査 1」(小学館刊)と言う漫画を読んでいると『人間はウソをついたり、演技をする時、無意識に自分の使っている脳の方向を向く。 文系思考で左脳を良く使う人は左上を、理系思考の人は右上を向く』という説が紹介されていました。

 礒谷式力学療法では、脚の短い方へ振り返ると説明していますが、これは例えば私は左脚が長いので、短い右脚に常に体重が乗っています。したがってそのまま右側に振り返りやすいと説明しています。

 この理論に関しては、かなりの精度で当たっていますが、それもそのはず視線と重心は意図してコントロールしなければ一致するからです。

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 ですから、上の二つの理論を合成すると、左脚が長い人は理系で右脳を良く使っている。

 右脚が長い人は作用を良く使う文系に多いという結論になりますが、どうでしょうか?

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 これに関しては私は直感的に五分五分位かな~と感じます。

 と言うのは、左脚が長い人は消化器、泌尿器、生殖器系でのトラブルが多くなるのですが、過去の臨床経験を通して,そうしたトラブルの方に理系の方が多いという感じがそれほど強くしないからです。

 反対に右脚が長い人は呼吸器、循環器系のトラブルが増えますが、こちらの方々に文系の方が多いというのも同様にピンと来るものがないのです。

 しかし、こうした臨床の中の経験的な事柄から導き出されたものは何らかの真実も含んでいるのではないかと思うので今日は紹介してみました。

 みなさんもまずはご自分のクセを探してみてください、体の癖は意外とどちらの脚が長いかで説明がつくことが多いので、癖のルーツを探るのも楽しいですよ。

    今日は犬より猫の写真を使いたい気分の整体院

        杉並区・西荻窪  鴨下療法所

 

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