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左目のトラブル?左肩が痛い?それなら歩き方に左右差解消の意識は有りますか?

 体の左右両方にあるものなのに、片方だけ痛い、トラブル。

 それは、体に左右差があるということですよね。それなら歩き方に左右差を解消するような工夫はありますか?

 体を整えために、そこまで考えると体は本来の力を取り戻します。

 体にある左右差=筋肉の偏った緊張⇒神経、血管、臓器の圧迫⇒病気、痛み だから、その反対に左右差を作ってしまった生活習慣をあらためて体が本来持つ自然治癒力を最大限引き出すのが本当の治癒なのです。

 では、体の左右差を調べてみましょう!!

 ①まず自然に立ってみましょう。意識しやすい人はその場で何回か足踏みをしてピタッと止まって、自分の足先を見てみてください。

 どちらかが開いたり、どちらかの開きが大きかったりしませんか?

 これが体の左右差のおおもとの一つです。

 ②その状態から膝を軽く曲げてみましょう。

 足先より膝が内に入るか、足先と膝が同じ向きでずれていないか、足先より膝が外に開いているか、さてどうでしょう?

 足先が平行で膝も同様に平行なら100点満点!です。少なくても股関節にねじれは無いようです。

 足先より膝が内に入っている方は、股関節に内ねじれがありそうです。スポーツをする方、妊婦さん、肥満の方、脚力が弱い方に多くみられるパターンです。この捻じれは背骨にもねじれを生じさせますから気をつけて常に足先を平行、膝を平行に習慣付けましょう。

 足先よりも膝が外に向いている方は股関節に外ねじれが生じていそうです。

 単純にこれだけでは完全に診断することは難しいのですが、大まかな目安にはなると思います。

 ③片脚に体重を乗せて左右でその差を感じてみてください。右脚に乗せる方が楽だ、左脚には乗せにくい、右脚に体重かけるのがいつもの癖だ、多くの方がどちらかの脚に体重を乗せやすいのではないでしょうか?

 これが脚の骨に骨盤が乗り易い状態を股関節の内転、と言います。

 反対に脚の骨に骨盤が乗りにくい状態を股関節の外転と言います。

 股関節が外転していると骨盤を後ろに引っ張ることにより骨盤に高低差が生じ足の長さの仮性延長と言う状態が生じます。

 つまり、右脚に体重が乗せにくい=右股関節の外転度が高い=右脚が長いと言えるわけです。

 そして右脚が長ければ、骨盤も右側が押し上げられますので、上半身では重さのバランスを取るために左側弯、左に背骨が弓なりに曲がります。

 これが体の左右差の広がり方なのですが、この右脚が長い状態になると歩く時にも、当然一歩の歩幅に左右差が生じるわけです。

 つまり、右脚の一歩は63㎝、左の一歩は59㎝とかになるのです。

 そして、それを修正しないで健康のためにたくさん歩いたらどうなるでしょうか?

 そうです、左右差がもっと大きくなってしまうのです。

 これが歩く時にも左右差を意識する必要性なのです。

 




 

 

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