私が後悔した教員になる前にやっておいた方がよかったことを簡単に。
読んでいただき、ありがとうございます!
私は高校英語科の教員7年目です。
初任の1年目に特に『やっておけばよかった!』と思うことがいくつかありますので、その中の2つを紹介したいと思います。結論から申しますと…
❶ Microsoft Officeは最低限使えるようにしておく。
❷ 敬語をマスターしておく。
この2つでした。
はじめに
大学4年生の10月末に、採用試験の合格をいただきました。
2つ自治体から合格をいただき、自分の生まれ育った自治体で教員をしています。
私は私立大学の文学部出身です。教育学部出身ではないのですが、4年間、塾の講師のアルバイトを経験し、授業には“変に“自信がありました。何の根拠もありませんでした。
いざ採用され、教員になるまでの間、私は塾のアルバイトを続け、勉強の苦手な高校生に勉強を教えるボランティアに参加していました。『こんだけやったら十分かな』と思っていました。
確かに、『勉強が苦手な生徒』に教えるという経験は自分の中で財産になりました。しかし、もっと即効性の高い技術を身につければよかったと後悔しています。それが上記で示した3つです。
❶ Microsoft Officeは最低限使えるようにしておく。
校務用PCのほとんどはWindowsだと思います。
Word / Excel / PowerPointのいずれかを使わない日はありません。
例えば…
(1)Word
1.授業プリントの作成
2.会議用資料の作成
3.保護者に配布する資料の作成
4.学級通信を作成
(2)Excel
1.成績処理
2.予算処理(部活・クラス)
(3)PowerPoint
1.授業用スライド作成
2.研修用スライド作成
それ以外にも、分掌によっては様々な業務をOfficeでこなします.
教務 ・・・ Excelで時間割作成・管理
生徒会 ・・・ Excelで部員の管理
進路 ・・・ Excelで生徒の進学先の管理 など (勤務校の場合)
『じゃあ、どれくらい使えたら良いの?』
もちろん情報科や教務主任となれば、より高いレベルを求められるかもしれませんが、多くの教員にとっては、以下の資格が取得できるレベルのスキルがあれば、かなりの業務の時短を叶えることができると思います。
【Microsoft Office Specialist(MOS)】
私は2014年に出版されたこの本を使い、勉強しました。
実際のファイルデータをダウンロードし、それに従って勉強することができます。ただ文字を読むだけではないので、非常に勉強しやすかったです
※現在kindle unlimitedで読むことができます!
実際の資格を取る必要はないと思いますが、年に何度も試験を開催しているみたいなので、受験してみても良いかもしれません。
【例】
“Word”の試験内容
・フォント等の書式設定
・検索と置換
・文字間隔の設定
・表の挿入、編集等
・画像の挿入、書式設定
・ヘッダーとフッダーの挿入、設定
・目次の設定
・差し込み印刷の設定
・PDFの作成
“Excel”の試験内容
・オートフィル
・行列の挿入、削除
・条件付き書式の設定
・セルのスタイルの適用
・フィルター
・画像の挿入、書式設定
・印刷範囲、用紙サイズの設定
・印刷タイトルの設定
・数式の設定(SUM関数、AVERAGE関数、MAX / MIN関数、IF関数など)
・PDFの作成
※これらは取り扱う内容に一部です。
今後、間違いなく必要とされるスキルです。
身につけているかどうかで業務効率に差が出ます。
そして、定時までに仕事を終わらせることができるかが変わってきます。
1番オススメのスキルです。
❷ 敬語をマスターしておく。
こんな敬語を無意識に使っていませんか?
『OKです』
『全然大丈夫です』
『◯◯先生が言ってました』
これらは私が1年目に実際に使って注意された敬語です。(笑)
正しくは…
『承知致しました』
『全く問題ありません』
『◯◯先生がおっしゃっていました』
もしかしたら年齢の近い同僚の先生方はそんなに気にしないかもしれません。
しかし、保護者対応の場面で敬語がきちんと使えていないと、自分が損をします。
私はアルバイトや部活動の経験から、“敬語は使えている“という意識でいましたが、実際はそうでもないことに気付かされました。
そこから敬語に関する本を2、3冊読みました。
もちろん今も完璧に使えているとは思っていません。
でも勉強してよかったなとは思います。
今のうちにしておくべきだと思います!!
【まとめ】
結局いろいろ準備しても、勤務してから得るスキルの方が圧倒的に多いです。
あまり不安に思う必要はないです。
私もこれでやっていけてますし、
絶対私よりもみなさんの方が優秀なので。笑
読んでいただきありがとうございました!
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