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リズムはいつ・どんな場所で・どのくらいするの?【取り入れ方のポイントも解説】

みなさんこんにちは!
出張リズム教室「かもしかキッズ」のしかたじんせいです😊

今回は”とんぼ”や”きりん”等の
リズムの解説ではなく、そのもっと前の段階。


というところを詳しく解説していこうと思います🏃

いつするの?時間帯別の効果も解説!

リズムをする時間帯は大きく分けて3パターンあります。


時間帯① 朝の時間

朝の時間のリズムは生活の流れの一部として取り入れるため、10分〜15分程度を目安で行います。
下の画像の流れは一例です。


朝にすると嬉しい効果はたくさんあります!🌞


朝はなかなか気分が乗らない日があるのは大人も子どもも同じですよね。
朝のリズムは1日を気持ちよくをスタートできますよ!👍


時間帯② 夕方の時間


夕方の時間のリズムも生活の流れの一部として取り入れるため、10分〜15分程度を目安で行います。

※食後すぐに激しいリズムをすると腹痛を起こすこともあるので時間を置くようにしましょう。


夕方は朝とは違う効果を感じることができます🙆‍♂️


夕方の時間のオススメは身体を伸ばすリズムを中心にすることです🧘‍♀️
一日動いた筋肉をゆったりほぐすことができますよ!


時間帯③ 主活動としてのリズムの時間


主活動として取り組む場合は30分〜2時間くらい時間をとって、ゆったりとリズムに取り組みます。


たっぷり時間をかけてするリズムはとっても気持ちがいいです🏃‍♂️


それぞれの時間で得られる効果は変わってきます。
取り入れやすい時間を選んでやってみてくださいね✨


1番はじめに取り入れるならどの時間がおすすめなの?


大前提としてどの時間帯においてもリズムをするということが大切ですので、
取り入れやすい時間に取り入れてもらうのが1番良いです🙆

ただ、

「どの時間でもできるな〜決められないな」

という方には朝の時間からはじめてみることをおすすめします!


朝の短い時間からリズムに慣れていき、少しずつクラスで定着してきたら園全体のリズムの時間としてや夕方に取り入れてみるというやり方もあります✨

リズムの時間を週に1度の園の行事として入れ込むとなるとハードルが高く感じるかもしれませんし、夕方の時間もお迎えに追われたりとバタバタとするところもあると思います。

迷った場合、まずは朝の10分をリズムしてみる!と決めてみるのもいいかもしれませんね😊


どこでするの?

リズムはどんな場所でするのが良いのでしょうか?


理想の場所

リズムをする場所の理想は広くて何もない、少し柔らかい木の床がある場所です。

具体的には

  • 園内のホール

  • 体育館

  • 園内で1番広い部屋

  • お遊戯室のような空いている部屋

などがあげられます。


ちょうど良い場所が見つからない場合は?

もしも園内にそのような場所がなかった場合は、

  • 園の中で一番広い部屋(例えば年長の部屋)をリズムの部屋にする。

  • パーテーションなどで区切られた作りなのであれば開け放して使う。

  • 園内で難しければ園庭や近隣の公園などの場所を使う。

というやり方もあります。


ただし、屋外でのリズムはピアノがない場合もあると思います。
そんな時におすすめなのはこちらのような持ち運びが楽なスピーカーです。

持ち運びも楽ですし、何より壊れにくく丈夫な作りになっています。
忙しい保育現場にはうってつけのアイテムかと思います✨

もう1つだけ補足です!
園庭や公園でする場合、周りが田畑に囲まれた自然豊かな場所だと伸び伸びとできるかもしれませんが、

都心部や住宅地の中の公園などでする時には近隣の迷惑にならないように気をつけてくださいね😅
意外とスピーカーの音は外でも響きます笑

そこだけ気をつけつつ臨機応変に対応すれば、リズムに取り組める可能性も広がりますね✨


頻度はどのくらいすればいいの?

リズムの頻度は各園でそれぞれですよね!
それぞれの園にあったオススメの頻度を紹介します✨


①はじめてリズムに取り組む場合

はじめてリズムに取り組む園・クラスにおすすめの頻度は1週間に1回のペースです。

はじめてリズムを取り入れる場合、
月に1度・2〜3週間に1度のペースとなると、子どもたちは前回した動きを忘れてしまうことがあります。

それに上記の頻度の場合子どもたちの方もリズムを習慣として感じにくかったりもします💧

はじめて取り入れる場合は週に1回で大体この曜日のこの時間!
と決めてしまった方が保育士さんも子どもたちも「リズムの日!」として認識しやすかったりもします!

はじめてされる場合、是非週に1度から試してみてくださいね😊


②もうリズムをしているが、より本格的に取り組みたい場合

この場合のオススメは週に1回の主活動としてのリズムの時間に加え、

各クラスで週に2〜3日朝・夕の時間リズムを組み込むことです。

このくらい取り組むようになると、本当に日常の保育にリズムが溶け込んでいるなと実感できると思います。

それに各クラスで朝夕のリズムをすることで、週に1度の全体でのリズムの時に明らかに子どもたちの動きが変わってきます✨

本格的に園の特色として!と思われる方は朝夕にも習慣的に取り入れてみてくださいね🙆‍♀️


③【補足】毎日してもいい!

基本的にリズムは毎日しても良いものです!

ただし!無理やり強制的にでなく、楽しく取り組めていることが条件です!

毎日楽しく取り組めると発達を促す効果をより高めることができますよ✨

無理のない範囲が大前提ですが、毎日の習慣として取り入れてみるのも良いですね🏃‍♂️


リズムを園やクラスに取り入れるための3つのポイント💡

3つのポイントでスムーズに取り入れられます!⭕️


ポイント① まずは今までの生活の見直しを

新しい何かを今までの生活の中に取り入れることはなかなかエネルギーがいるものです。

まずはじめにすることとしておすすめなのは、
1から朝の流れを作り直してみることです。

この作業をすることで、

「今まで何気なくやっていたあの朝の会のあれは実は必要ないんじゃないかな?」

「あれ、ここの時間の〇〇いらない!ここにリズムを入れれるかも!」

と不要なものが見えてきたりします。無理やり入れ込む前に
1から作り直してみることを是非やってみてください。


ポイント② ひとつひとつの流れにゆとりを持つ

1から朝の流れを作り直したら次はリズムをどこに組み込むかを考えますよね🤔

この時にギュウギュウに切羽詰まったスケジュールにすると、せっかくの楽しいリズムも楽しめなくなってしまいます。

朝の流れにはある程度ゆとりを持たせることで保育士さんも子どもも余裕を持って過ごすことができますよ🙆‍♂️


ポイント③ 出来なかったことにへこまない!

リズムを取り入れても、

「今週はバタバタで1日しか出来んかった・・・うわーもう全然続けられてないじゃん😭」

ということもあると思いますが、
大丈夫です。そんなこともあります🙆‍♀️

リズムはたしかに毎日することで、より発達を促す効果を高めることができますが、

週に1回・2週に1回でもやってるのとやってないとのじゃ全然効果は変わってきます。

ですのでバタバタしてできなかったことに落ち込まず、

「おっしゃ!今週1回できたからOK!来週はもう1回くらい増やしてみようかな!」

くらいの感じで全然OKです💯

保育士さんも子どもも無理せず、
楽しみながらリズムを取り入れていってくださいね😊

次回予告☝️

次の記事では現場やメッセージなどでよくご相談として聞かれる

  • リズムの始まり方と終わり方

どうやってリズムの時間を始めるの?そしてどうやって終わるの?
気をつけ!礼!をやるの?

  • はじめての子たちへのリズムの導入の仕方

どういう風に動きを伝えていけば良いの?

  • リズムとリズムの間のつなぎはどうしているのか

とんぼをしてその次のアヒルの動きにいくその間は何をしているの?

この3点を動画でわかりやすく解説していきたいと思います!
お楽しみに!

最後まで読んでいただきありがとうございます!😆



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