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創作に役立つかもしれない、サイズ別ノートの使い方

「紙の大きさが、思考の広さを規定する」っていつかどこかで読んだ気がする。

私は紙のノートや手帳が大大大好きで、だいぶいろんなサイズのものを使ってきました。その実感としても、確かにそうだな、と思います。

そんなわけで、最近の私のノートの使い分けについて書いてみたいと思います。
ちなみに今、普段使いしている3冊はこんな感じです。


私が深く考えるときの唯一の方法

……と、いう話をする前に。大前提として、私は二次創作、オリジナル創作もしつつ、ブログも仕事用とプライベート合わせて3種類やっているようなタイプの人間です。そのどれを書くにも、だいたい二つの進め方で進めています。

1、とにかくなんでもいいから書き出す。
2、マインドマップをする。

めっちゃシンプルです。

そして深く考えたい時ほど「マインドマップ」をしています。私の創作ノートを前から順に見ていくと、5ページあるうちの4ページがマインドマップで、あと1ページは設定の整理、みたいな感じ使っています。


小さめノートは日記

まず、最近再開した「モーニングページ」(朝に書く日記みたいなもの)はこんな感じの小ノートを使っています。

モーニングページって、めちゃめちゃざっくりした紹介をすると「創作脳全開にするために朝一番に、頭に思い浮かんだものを3ページ書く」って方法論です。でも確か、ノートの大きさまでは決められていなかった気がするんですよね。(もう10年前くらいに読んでその後手放してしまった本なので記憶があいまい……詳しく知りたい方は以下を読んでください)

久しぶりに再開しようと思った時に、あんまり大きいノートだと書くのに時間かかるし、挫折しそうだなと思ったんです。で、これ使い始めたんですけど、まず、見た目がかわいい。それだけでテンションがあがって使いたくなります。小さめなので、1ページ書くのもそれほど負担になりません。(私は時間かかる時は3ページで30分かかることもあるけど、普段は15分から20分くらいで終わる。)

日記やモーニングページに憧れるけど続いたことない、という方には小さめノートから始めてみるのがおすすめかもしれません!


中くらいノートは「なんでも使う」&「持ち運び」

最近は、ロルバーンのA5サイズを「なんでもノート」として使っています。

2019/2020と書いてあるのがおわかりかと思いますが、もともと手帳として使おうかなと思って買ったけどあまり使わなかったので単純にノートとして使っています。ロルバーンの手帳、デザイン素敵なのが多いから、使うかどうかに関わらず毎年買ってしまう……。

これ使い始めてから「なんて使い心地がいいんだ!?」と驚きっぱなしです。

以前は、今日記用に使っているような小さいノートを持ち歩いてタスク出ししたり悩んでいることがあれば書き出したりするのに使っていたのですが、小さい故にどうしても思考の範囲も狭くなってしまって。自由に発想を膨らませるみたいなことはなかなかできませんでした。抱えている問題を書き出す時なんてどんどん鬱々としていってしまって……。持ち運ぶ時に重くないという利点はあるんですけどね。

A5サイズは、創作アイデアを書き留めておくにも、タスクを書き出すにも、ちょっとした時間でマインドマップする時にも、なんともちょうどいい大きさなんですよね。もしかしたらこの「A5」というサイズが、私にとって「思考を広げる」ための最低サイズなのかも、と思っています。

ロルバーンのこれ以下のサイズだと私はマインドマップするのは難しかったですね。すぐページの限界に行き当たってしまって、ページを変えなくてはいけなくなるので。モレスキンの通常サイズも、まあいけなくはないんだけどちょっと横幅がせまい。ロルバーンA5のこの縦も横も広い感じが、私にはちょうどよかったです。



B5以上のノートは創作アイデアを広げる用

もっと大きいノートも使っています。B5のルーズリーフとか、モレスキンのカイエジャーナルXLサイズとかが好き。

とにかく「大きさ」「自由度」がとっても大事。なぜなら、マインドマップを書き散らす時にどこまでも思考を広げていきたいから。ノートの端っこにすぐにたどり着いてしまって、そこで思考が止まってしまったらもったいないですもんね。

ここで、真ん中にテーマを書いて(例えば推しカプ×書きたいシチュエーションみたいにする時もあるし、オリジナルの創作で何にも思いついていない時は「次に書きたいもの」って書く時もある)、そこから思いつくものをどんどんマルと線で繋ぎまくっていくだけ。関連性とか正しいルールとか何なんにも気にしない。とにかく「思考を広げる」ことに注力していくイメージ。書き散らしていくうちに、離れたところにあるマル同士が繋がって見えたり、いっぱい書いた中の「このアイデアはいいな」みたいなものが見えてくる。

マインドマップのやり方が気になる方は、本を調べてもいいし、ネットで検索してもすぐ出てくると思います。私も正式なやり方を知らないか、大昔に本を読んでそこから自己流にしてしまっている気がします。でもマインドマップって、そのくらい「気楽にやってもいいもの」だと思っています。やったことない方がいたら、ぜひいろいろ試してみてください!



まとめ:思考を広げたいなら大きいノートを!

そんなわけで、いろいろ使い分けてはいますがどっちかというと私は「大きいノート派」。「中くらいのノート」と表現したロルバーンA5サイズも普通の手帳に比べるとひとまわり大きいし。でも、「ちょっとした考え事」じゃなくて、創作みたいに「広げる」ことが重要な考え事をする時は、大きめノートをお勧めします。今使っているB5のルーズリーフも、使っていると学生時代に戻ったみたいで楽しいです!

読んでくれた方も「自分に合ったノート探し」がうまくいきますように!


追伸 モーニングページ用ノート、エスニック料理屋さんの前で投げ売り価格で売られていたのを3冊セットで買ったのですが、本当に可愛くて可愛くて。最近はこの大きめポーチの後ろポケットに、万年筆と共にさしておくのが好きです。こんなふうに「いつでも見える」ようにしておくのも、続けられるポイントなのかも。


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