6月17日
今日は常連のお客さんと、物理学とビジョンシンカー、バーバルシンカー、出力方法としての言語を絡めた雑談をした
即興的に話しながら考えつつ、お客さんの投げてくる言葉によってポンポンと頭の中に描かれる画が変わっていくのが気持ち良く、とても楽しかった
楽しかった時間の中で特に印象深かった言葉
「僕たちはインプットを無数に持っているけれど、アウトプットは言葉しか持たないんですよね」
本当にその通りだと思った
頭の中にあるビジョンを隣人に伝えようとすると言葉にしなければならない
カチッとケーブルを接続するだけで伝えることができたらどれだけ楽だろうか
言葉にした瞬間に嘘になってしまう。ひとが感じている複雑さやこぼれ落ちてゆく諸相をありのまま伝えられたら、表せたらと思う
だからこそある種の諦観をもって、シンパシーとエンパシー、バーバルとノンバーバル、言葉以外の出力方法を模索しつつ、諸相を見つめ耳を傾け続けたい
きっとその先にクリエイティブや理解があると信じている
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