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悲しいはなし

子どもたちから、「こわい本」をよく聞かれる。それで、大まかだかまとめて棚に入れている。と言うか、シリーズの作品が多いので、まとまるのだ。

次には、「おすすめ本」は?や「おもしろい本」は?と問われる。

しかし本日「悲しい本」を問われる。さすがに言葉に詰まった。どのように会話していいかわからなかった。様子からは、悩んでいるようではないのだが、何故悲しい本なのだろう?単純に「悲しい本」と思ったのかもしれない。悲しいより、涙が出るおはなしなのか?感動するおはなし?

それで思ったのが、おもしろいにもいろいろある。悲しいはひとつかもしれないが、その理由はいろいろだ。悲しいの感じ方もひとそれぞれだと思う。図書室で一緒にいて、戦争をテーマにした本で涙している子が時にはいるが・・・

先日、あるTVドラマを見ていて、つらくて泣きたいから、悲しいビデオをみて泣くというシーンがあったが、やはり、悲しい本を求めるというのは気にかかる。そして、悲しい本とは何?



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