見出し画像

おつきさま

今日は、十五夜。読み聞かせ会で、わかりやすい十五夜の説明をしたくて、かこさとしさんの本で調べた。わかりやすい文章と図説で、言い伝えや生活習慣なと、多岐に渡って説明されていた。その中で、特に私の心に止まったのが、「うさぎと月」というおはなしだ。

キツネとサルとうさぎの前に現れた、おなかを空かせた老人。この老人のために、キツネは魚をサルは木の実を取ってきてあげた。何も見つけられなかったうさぎは、「どうぞ、わたしを食べてください。」と言って自分を差し出した。実は、この老人は神様で、うさぎの優しい心に感じて、「月をお前にやろう」と言った。このお話が仏教として日本に伝わり、それから月にうさぎがいると言われるようになった。

何故なぜ話だから、子どもたちは興味をもつはず。どこかで使いたいなあと、切に思う。それまでに、おはなしとして整えておこう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?