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美術館の旅・・・2

相変わらず、朝から暑い。

「生誕130年記念 北川民治展」(名古屋市美術館)の関連展示を見に、瀬戸市に足を運ぶ。

ただいま開催中
『北川民治と久保貞次郎 北川民治生誕130年記念』(瀬戸市美術館)と『瀬戸信用金庫アートギャリー企画展 生誕130年記念 北川民治母子像展』(瀬戸信用金庫アートギャリー)に伺う。

こちらは、はじめの美術館だ。丘の上にあり静かで落ち着いた美術館。

作品は、児童美術に携わって久保貞次郎との交流の中での作品が中心。私の目を引いたのが、エッチングの作品だ。名古屋市美術館でも、版画作品は目についたが、こちらでは、小作品のエッチングが、とても愛らしく思えた。そして、久保氏との関わりで真岡市蔵の作品、絵本原画をゆっくり見ることができた。加えて、瀬戸市を舞台にした、陶工たちや風景も多くあり、北川氏が瀬戸に根づいて暮らされていたと強く感じた。

そこから10分ほど歩いて「瀬戸信用金庫アートギャリー」へ。こちらは、母子像を中心だ。大きな会場で見た作品とはまた違う印象を受ける。さらにこちらの金融機関は、カレンダーの絵をずっと北川氏に依頼されているようで、そちらの原画も見れた。瀬戸信用金庫と取引していたら、カレンダーがいただけるなんて、いいな〜などと欲深なことを考えてしまった。

その後瀬戸市図書館に伺って、壁画を見たかったのだが、次の予定があるのと、電車での移動が必要な事を知った。すると、美術館の方が、「瀬戸蔵」の側面に展示されている事を教えてくださる。そちらへ、伺う。

ぐるっとひとまわりして、瀬戸を後にする。

美術館巡りの小旅行。

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