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会議室

朝、4学年担任がら「図書館、今日はいつ空いていますか?」と声をかけられる。つまり、来館予定は、どうなっているか?ということだ。

あいにく、「本日は、10時からPTAの会議の会場になっています。どうされました?」と尋ねると、「本日、先生がひとりおやすみなので、少しの時間でも、図書館で読書の時間を入れたいなと考えて・・・」とのお返事。「それは、困りましたね。他学年や他学級と同時間になるのはいいけど。さすがにPTA会議は、ちょっと・・・」

そこで私は、「まとめてたくさん教室に本を持って行かれますか?時間を気にせず、教室で読めますよ」と提案する。担任は、それを承知してくださり、担任と30冊程度選んで、教室に運ぶ。

放課後、返却にこられた。「助かりました。」とのお返事をいただく。ただ、担任は、「それぞれの好みなどが十分把握できていないので、みんなが好きな本を選ぶのは難しいです。」

確かに、そうだと思う。

それでも、読書の時間が有効に使えたことがなによりだ。

でも、本当なら、図書館が会議室になるのはいかがなものか。空き教室がないので仕方がない。これだけは、私でも、管理職でもどうしようもない。

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