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美術館の旅
こちらの美術館に伺う。
駅から、少し距離があることと、あまり土地勘がないので、市内コミュニティーバスを利用する。そのため、少し弾丸旅行。
『ぞうのエルマー』といえば、カラフルなイメージ。そして、「そのままでいいんだよ。」といったメッセージを感じて(持って)伺う。
多様性が叫ばれている昨今、著者デビッド・マッキー氏は、30年前から、そのことをきちんと伝えてようとしていたことを、改めて感じた。登場人物の良いところを互いに見つけようとしたり、年をとったぞうをいたわりあったり、当たり前のことだけど、私などは、つい合理的な方へ流されて忘れてしまいがち。思い出させてもらった気がする。
さらに、同展示の『せかいでいちばんつよいくに』を見ると、今現在の社会情勢を思う。(本日は、8月9日長崎原爆記念日、二度と原子爆弾などか使われない世界を思う)
著者デビッド・マッキー氏の着眼の鋭さに敬服する。
訳を手がけられた、きたむらさとし氏らとの「絵封筒」なるものも楽しかった。
さて、こちらの市には、友人が住んでいる。駅まで戻って声を掛けてみようかな?・・・などと考えていたらなんと、広場前で偶然に会える。今からお仕事のようだったので、お顔を見るだけだったが。
今読んでいる、『ハイジ』(J・シュピーリ/作)で、「神さまは、きちんとお祈りをしていたら、必要な時に叶えてくださるの」といったようなセリフがあるが、私が願っていたのねと思う。
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