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地球カレンダー②

地球カレンダーでは、元旦の午前0時(46億年前)に地球が誕生しました。
誕生したばかりの地球は、生命体のない星でありマグマと水蒸気の層に覆われただけの星でした。

2月になってようやく表面のマグマが冷め、大気の中の湿気は雨となって地球にふりそそぎました。その結果[海]が出来たのです。

3月になると、水中に最初の生物が誕生しました。

4月(34億年前)になると、更に生物の進化は早くなる。

5月(30億年前)
6月(26億年前)になるとら火山活動が活発になり、それとともに大陸が成長いく。
7月(22億年前)に真核生物(細胞核を持つ)登場する。
8月(18億年前)
9月(12億年前)ついに多細胞生物が登場する。
10月(10億年前)
11月23日(5億年前)には魚類が出現し、その後に生物の陸への進出が始まる。
12月3日(3億年前)には森林が出来、脊椎動物が陸へ上がる。
11日に恐竜時代が始まる。
16日(2億年前) 初期の哺乳類が登場した。
19日には鳥類が出現した。
25日 (1億年前)は恐竜の全盛期である。
26日 には恐竜の全滅を迎える。
27日 その後に哺乳類の繁栄期が来る。
31日 14時30分 には人類の祖先誕生となる。

12月31日のこまかな分類は、以下のように言われている。
  23時58分52秒:農耕牧畜が始まる(1万年前)
  23時59分46秒:キリスト降誕
  23時59分56秒:ルネッサンス
  23時59分58秒:産業革命
  23時59分59秒:20世紀が始まり終わる

恐竜や巨大な植物の時代を経て、哺乳類の繁栄を迎えるのは1年の終わる3日前のことのようです。
そして、現在の人類の祖先がアフリカに登場したのは大晦日31日の14時30分なのです。
なんと、人類の時代は地球の全歴史1年のうち、たった10時間弱にしかすぎないのです。
人類は、この地球上においては新参者なのです。
さらに驚くのは、近代文明は1年の地球カレンダーの最後の2秒間にすぎないと言うことです。
現代の人類には、地球の自然環境破壊(温暖化、化学物質、水質汚濁、大気汚染、廃棄物処理の問題など)、戦争・民族紛争、飢餓、感染症(伝染病)、生活習慣病など様々な問題が起きています。しかしこうした地球の環境問題に伴う人類の生存問題というのは、地球カレンダーで言うと、たった最後の2秒間の出来事なのです。
この最後の2秒間で、人類が地球環境を破壊し、動植物を種の絶滅に追い込み、そして人類そのものをも生存の危機にさらしているのです。
人類にとっては自業自得とも言えることなのですが、地球環境や動植物たちにとっては被害者以外の何者でもないのです。
私達人類は、自我欲望の実現のために、自身(人類)に牙を向ける(戦争)だけではあきたらず、地球環境に対しても開発という名目で傲慢さを振り撒き、破壊を繰り返してきました。
今こそ、大反省をし、軌道修正せねばなりません。
そして地球上に住まわせていただいていると言う気持ちで、私たち自身の在り方や動植物(大自然)との共存の在り方を真摯に考えていき、取り返しがつかなくなる前に、真摯な気持ちで共に実行していきましょう。

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