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ベネッセ中学受験講座のあれこれ①

初めまして!
一番最初に書く記事がこれかーい!という気もしますが、以前から書きたいと思っていたベネッセの考える力プラス中学受験講座について、リアルな話を書こうと思います。

まず、自己紹介。
まあ他でまた詳しく書くと思いますが、うちには注意力散漫の5年生娘メイちゃん(仮名)がおりまして、この子の学校がちょっと荒れておりまして、このまま中学に上がるといじめられる・・・というので中学受験の準備をしているのです。ちなみにメイちゃんが受ける予定の中学は四谷の80偏差値43の学校です・・・。

ちなみに、メイちゃんは1年の頃からチャレンジタッチ大好き!どんな時にも必ず赤ペン先生まで終わらせる上に(ここは親ノータッチだから助かる!)、チャレンジイングリッシュとチャレンジでプログラミングまでやってる、まさに「チャレンジの申し子」!
このチャレンジで中学受験まで対応できりゃあそりゃあ楽だったわけですが、残念ながらタッチには対応していないので、中学受験講座を4年の9月から続けているのです。

ちなみに、これを書いている私は、上の子で四谷大塚の「進学くらぶ」でゴリゴリの受験勉強を終えた後なので、四谷大塚との対比が多いです。四谷大塚と比べて書きますが、どっちの方が好きとかでなく、上の子には四谷大塚がベスト、下の子にはベネッセがベストと思っているのでそのあたりご理解ください。

しかし、この中学受験講座、やっているというブログが本当に少ない!またホームページの紹介もわかるようなわからないような・・・ということで、去年からもうすぐ1年経つこの中学受験講座に向いてる人、向いてない人、について書こうかなと思いますので、どなたかの参考になれば何より。


ベネッセの中学受験講座ってどんな感じ?

公式ホームページを見てもわかるようなわからないような・・・ですよね?

基本的にテキストを読んで自分で理解しながら学習する


5年7月号算数

基本的には、上の写真のように対話式でとっても優しく、子供1人でも読めさえすればできるように作ってある。しかも、四谷大塚の予習シリーズに比べると圧倒的に敷居が低い。スモールステップで本当にわかりやすい。これなら子供1人で読んでもできるわけだ、と頷いてしまう。
ちょっと忘れちゃっていたり、難しい時にヒントが添えてあるのも優しい。例えば、円すいの表面積を求める回には、ひさびさの面積の内容なので、円の面積の求め方覚えているかな・・?とヒントで公式が書いてあったりするので、それをチラッと見ながら解けばいい。
両開き2ページ構成(大体例題2問)+確認問題(例題の数値換え問題)が2セットの4ページで1回の構成で、簡単な時は20分程度、難しくても30分もかからず終わるのも、勉強苦手女子にとっては敷居が低いのがいいと思う。

量はどうなん?

5年生時点ですが、算数は4ページが1回の内容。その1回が4つ分(4回)で一つのテーマを終えるようになっている。それが1週間分なので、1週間で16ページ。
例えば今回7月号なら割合の内容が4回に分けて扱われる。
それ以外に、練習が足らないなら演習用の問題の薄い冊子もある。算数なら1トピックにつき4ページ分✖️2セットで8ページ、目指す中学の難易度によってスタンダードと難関校向けで冊子が違う。
最初の4ページは比較的簡単(そのうち1ページは計算問題+1行問題)で、次の4ページはちょっと難しい問題です。

理科社会国語は1セット減って同じく1週間で1トピックを4ページ✖️3セット。
社会なら九州地方を3回に分けてじっくりやりますが、1週間分。ちなみにすでに農業・工業で一度やっているのである程度理解は早いです。
理科も同じく音を3回に分けて1週間。先週はテコだけで3回で正直これはきつかった、、重さのあるテコどころか重心が真ん中にないテコも一度に来たのでちょっとハードルが高かった、、、
国語は四谷大塚より1週間に読む長文読解の数が多くて4本(短いのも含むと)。「解説1P+基本読解(1ページ)+練習読解(2ページ見開き1本)」が2セット+言語要素4ページ。ただどれも書き込み式なので問題数は少なめで取り組みやすいのがいいところです。

難易度は?

正直なところ、偏差値55以上の学校を目指す子ならこれだけでは足らないかも?難易度の高いワークブックもあるのでそれで対応は可能なのですが、上に書いた通り演習量が少なすぎてもの足らないのがネックじゃないかと。
四谷大塚の場合、テキストにも基本問題・練習問題ある上に、演習問題集もあるので、かなり練習もできるし、いろんな問題に対応できるかなという気もします。
ただ演習量のことを除くと、本当に受験に必要な必須問題はカバーしてある(一方で難しすぎる内容は潔く削っている)ので、ワークブックやテキストの確認問題をコピーして何度も取り組めばそれで十分な気も。偏差値55以下などの学校の場合、結局のところ基本問題をどれだけ落とさないかというところが肝なので、下手に難しい問題に手を出すよりも、必須問題を絶対落とさない方が効率的です。その意味で非常に効率の良いテキストじゃないかなと(全て取り組めれば)

赤ペン先生の問題は正直めちゃくちゃ簡単です。5年生だからかもしれないけど、その月の基本の基本が身についているかをチェックするテスト。しかも算数と国語しかないのでハードルは低め。
うちの子は上記の通り偏差値高くない学校を目指してるんで、この点は非常にありがたい。添削も3日ほどで帰ってきて、順位もでます。
ちなみに、1年に3回程度テストもあります(その時は理社もあり)。4年生までは直近の復習テスト、5年生からは習ったところまで全範囲のテスト。問題はそんなに難しくないです。
テストや赤ペンが難しくない、という点からもやっぱり偏差値が高い学校目指している子向けじゃないのかなあ、という気もしますね。


っと・・・ちょっとここまででかなり長くなったので続きは次回に。
次回はWeb授業の話とか、実際の自分の子がどうやって継続しているかとかの話です。


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