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ベネッセの中学受験講座のあれこれ③

前回に引き続いてベネッセの「考える力プラス・中学受験講座」についてのリアルなあれこれです。受講を検討されている方などに役に立てば何より。最初から読みたい方は以下をどうぞ。

今回は、我が家がなぜ色々ある中学受験対策でベネッセに着地したのか、とかどうやって続けているかなどについてお話しします。その前にうちの子について書かないといけないわけですが・・・


うちの子(メイちゃん)について

簡単にいうとメイちゃんはグレーゾーンというやつです。ADHDですが、不注意傾向で、特に落ち着きがないとかいうところはないです。
年中の時にしたWiskテストでは、IQは100ちょいだったんで頭は悪くないはずなのですが(ただこの時足し算とかは当然知らないのであまり信憑性がありません)、とにかく

  • 漢字を覚えられない(通常の子の10倍くらい頑張らないと覚えません。しかもすぐ忘れる)

  • 集中力がない(日によって違いますが、ひどい時はずっとぼーっとしてます)

  • うっかりがひどい(計算間違えどころか、転記ミスなんてのは日常茶飯事)

  • 字が汚い(漢字も苦手であまり書かないので輪をかけて読めません)

  • 理解が遅い(でもなぜかたまに早い時もある)

そんな感じなので、学校の漢字テストはいつも0点〜30点です。おいおい、学校の勉強ができないのに中学受験とか無理ゲーでしょ、と思われたそこのあなた!その通りです・・・。
ただ、チャレンジをやっているおかげか、漢字テストと計算がきつい時の算数以外は意外とできます。漢字では書けませんが、理科社会は得意(雑学が好き)です。あと大したことないですがチャレンジイングリッシュのおかげで英検5級なら持っています。

①の時に書いたように、通っている小学校で毎年どこかのクラスが学級崩壊しています。うちの子も3年時にいじめに遭って学校に行けなくなり、4・5年は厳しい先生になったのでなんとか学校に行けていますが、中学受験率が高い小学校なので良い子たちは皆中学受験していなくなるので、中学にはいじめっ子しか残らなくなるという恐怖があり、なんとかこの状況を抜け出したくて本人の希望で中学受験をすることになりました。
受験する学校は、うちの子でも行けるように

  • 専願なら合格率が高い学校(できれば二教科のみにしたかったけど、二教科と四教科の2回受けてなんとか引っかかってほしい)

  • 理科社会で漢字を要求しない

  • 基本問題レベルしか出ない

  • 大学まであり、しかもその大学でメイちゃんのやりたいことができる学校

という中学で、何度かすでに見学に行ってメイちゃんも惚れ込んでいる学校を目指しました。なんとかこの学校(四谷80偏差値43)にねじ入れたいと思っているわけです。

ベネッセに決めた理由

以下のように候補から消した結果です。

  • 塾(人の話を集中して聞けないから無理。何を習ったのか宿題が何かなど把握できそうにないのでフォローもできないから却下)

  • 個別(自分ではやらないから四教科お願いしないと、、となると高額で無理)

  • 進学くらぶ(上の子で過酷さを知っているだけに、1週間であの量をマスターするのは無理だとすぐわかる)

  • Z会(難易度高いコースしかなくて却下)

  • スタディサプリ(自分で進度を決めるより毎月決まったカリキュラムで進む方が良い。テストがない)

  • スマイルゼミ(中学受験講座がない)

そもそも、「中学受験講座=難関中目指す!」みたいな風向きがあるものですから、「いやそんな高偏差値向けいらないし、ほどほどで良いので」というものはなかなかないのです。塾に行っても下の方のクラスはゆっくり進んで手厚いということはないですからね。
そんな時、こういうそんなに偏差値高くなくていいから、もう少し優しくゆるーくやってほしい、となると意外と無くてベネッセに落ち着いたわけです。というか、もうこれしか選択肢がなかったのです。

我が家にベネッセがあっているところ

今までの説明と重なるのですが、うちの場合は以下の点が合っていると感じています。

  • 子供が読んで理解できる(人の話を聞かない、もしくは聞いても理解までに時間がかかる子なので自分で読ませた方が理解しやすいようです)

  • 超基本からのスモールステップ(1回量のうち最初2ページ簡単で後半2ページがちょっと難しいですが4ページで済むのでなんとか我慢できる)

  • 確認問題や練習問題が簡単で習ったことをすぐ試せる(入試レベルの難しい問題もありますが、得意な分野以外はうちはそこまでやってません、、)

  • 理科社会が写真や絵が多く、子供も読みやすくてわかりやすい。難しすぎないきちんと読んでいたら1人で解ける問題で理解しているか確認できる。

  • 赤ペン先生がゆるい(超基本事項が理解できているかという確認問題なので取り組みやすいのと、理社がないのが今週覚え切らなきゃ!という負担がない)

  • 取り組んだら貼れるシール(全部貼ると漫画が完成したりする)や、チャレンジと共通のポイントがもらえるというご褒美がある

うちは、二教科受験がメインで、四教科受験はおまけ的なスタンスでさほど理科社会に力を入れていないので、理科社会にゆるいベネッセが楽なところです。
でも同じ話題が何回も出てくるのでで記憶力があまり良くない上にほとんど覚える練習をさせていないメイちゃんでも社会や理科は意外と肝的なところは身についていて、前回の四教科全範囲テストではなぜか理科社会が平均点以上で頑張ってた算数よりも点数が良かったという結果になってましたが、、

あと受験校が決まっている人におすすめですが、早いうちに過去問を入手したり傾向とかどんな感じの問題を出す学校か把握しておくのは非常に有効です。
国語なら、言語要素や漢字を大事にしているとか、毎年作文があるとか、詩や俳句は出ないとか。理科や社会でどの程度の知識を要求してくるか、漢字で書かせるか、細かい年号まで聞いてくるか。算数についても計算問題の難易度、問題数(計算問題が多い場合、下手すると計算問題を8・9割正解+大問2・3の最初の2・3問を正解しただけで合格もあります)、そのほかの問題の難易度(特に大問の最初の1・2問目がどれくらいの難易度か。大体の場合大問に3問程度の小問がつく場合、1・2問答えられたらそれで合格です)などもしっかり把握していると学習している中で取捨選択できて楽です。
可能なら、合格に必要には何%くらい正答すればいいかも予想した方がいいです。ネットで検索すると塾が傾向を出している場合もあるので、それも参考にすると良いでしょう。

我が家にとってベネッセの中学受験講座の大変なところ・微妙なところ

  • 算数や理科で読んで理解が微妙な時、親が噛み砕いて教えなければいけない局面がやはりあり、なかなか理解してもらえなかったり集中できないと全く進まないのがきつい(これは我が子の特性のせいですが、、)

  • 当然ですが、親が1ヶ月で1冊終えて、赤ペンができるレベルに仕上げるために問題集もさせたり、理解度によって繰り返しさせるなど管理が必要(でもこれは塾でもおそらく同じ)

  • 問題数が少ないのでコピーをして繰り返しさせすぎると答えを覚えてしまう。

  • ゆるい、といえども5年生になって量が多くて結構大変です、、(でも四谷大塚に比べるとそれでもかなりゆるいけど)

算数の理解が難しい時は、うちでは「三つ星授業あります」を利用しています。先生がゆっくり優しく教えてくれるのでおすすめです!うちはメルカリで本を買いました。(大きくて邪魔になるからかお買い得価格!)

以上で、ベネッセの「考える力プラス中学受験講座」の話はおしまいです(後から書き換えることもあるかもですが)
どなたかの参考になれば何より。


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