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フランス語検定3級受けました。(受験対策)

6月16日に実施された2024年度春季実用フランス語技能検定試験<3級>を受験しました。

試験時間10分前に着席というギリギリな感じで到着し、呼吸を整えるとすぐテスト開始…という慌ただしい受験でした。

なんというか、まぁ実力まんまでしかない解答を埋めて終了しました。
自己採点では67点。公式HPによると過去3年間の合格基準点は60点前後で推移しているので、自己採点が間違ってなければ合格に届いたかな?と思いますが、結果発表まで待ちましょう。

過去問は5回分を2週したところで当日を迎えました。
1回目こそ基準点を下回っていましたが、それ以外は合格基準でした。
なので、当日の問題が同程度の難易度ならばなんとか…と臨んだのでした。


ここからは私が試験対策として実際にやったことを書いていきます。
前回のnoteが3月22日で、そこから約3か月の学習記録です。

私のステータスとしては、基本的な文法は学習済みですがきれいさっぱり忘れていたため改めて文法から学習しなおし。一通り終えたところで試験まで残り3ヶ月間という状態でした。また、聞き取りに関してはポンコツ状態としか言いようがないレベルでした。

試験対策に使用した問題集などは以下の通り。

①公式HP提供 2015年度秋季試験問題
②仏検公式ガイドブック3級・4級・5級 2020年度版
③仏検公式ガイドブックセレクション3級
④新訂版仏検公式基本語辞典3級4級5級
⑤Atelier Française(大学で使用した文法テキスト/市販品は解答なし)
⑥辞書

試験対策としては極めてシンプルで
①②③を試験形式で解く。
④⑤⑥で間違ったところを正しく理解する。

たったこれだけです。

では、具体的に何をやったのかを時系列で書き出します。

Ⅰ期:文法・単語最終チェック

3月22日〜3月31日

 ⑤の文法テキストで弱点補習。条件法と接続法を問題を解きながら再確認。

4月1日〜4月14日

 ④の音声を聞きながら「覚えていない」「うろ覚え」単語にフセンを貼る。
 すごい数になって、なえる。

 これ以降、試験前日までできる限り音声を流してフランス語の文章の
 リズムに慣れ、聞き取れない、意味の取れない単語をいちいち確認する
 作業を続ける。
 そして、覚えたらフセンをはがしていく。これがモチベ上げました。

Ⅱ期:過去問で実力測定

4月15日〜5月10日

 ①②を5級・4級・3級の順に試験時間60分で解く。

 各級ごとに3回分の過去問を解けます。
 これによって、現時点での実力が3級受験相当なのかを実測。
 なんとかいけるかも⁉︎という感触を得る。

 ②は各設問の解説が詳しく平均得点率が記載されていて、設問の難易度や
 誤答の傾向を把握できるため試験対策をたてるのに役立ちます。
 どの級を受験するか迷っている方にはオススメの一冊です。

Ⅲ期:過去問5回分を試験形式で解く

5月13日〜5月22日

 ③筆記試験パートの設問1〜9を試験時間60分で解答。
 1〜9の各設問パートにある練習問題1を試験時間内で解答。
 練習問題5まであるので過去問5回分。

5月23日〜5月29日

 ③の聞き取り試験パートの設問1〜3を試験時間15分で解答。
 これも練習問題5まであるので、過去問5回分できます。

実際には筆記パート・聞き取りパートには設問によっては練習問題6もあるため、残さず解きました。

Ⅳ期:過去問を設問パートごとに解く

5回分の過去問を解いたところで、自分の苦手な設問がわかりました。
それを意識して各設問ごとに復習。

6月9日〜6月13日

 ③の筆記試験パートを設問ごとに練習問題1〜5を通して解答。
 2回目でも定着していない所を④⑤⑥を見返して復習。

6月14日

 ③の聞き取り試験パートを上記と同じく練習問題1〜5を通して解答。
 同じく、④⑤⑥で文法確認し、音声をもう一度聞いて確認。

Ⅴ期:試験前日:仕上げ&リラックス

6月15日

 ④を全部聞きながら家事をして過ごしました。
 単語も文法もあやふやではあるけれど、やれそうなことは消化できたのでOK。
 あとは当日の試験問題との相性次第かな、といった感じで開き直りの心持ち。



以上が試験前日までの学習内容です。

じつに基本かつ定番な内容ですが、やはり王道。
忙しくてできない日もありましが、あらかじめ何をいつ頃までにやると大まかにでも決めていたことが指針となってくれました。

実際に受験してみて思うのは、文法を修了していることを前提にすれば

「新訂版仏検公式基本語辞典3級・4級・5級」だけで合格は狙える。

ということです。これに辞書と過去問があれば鬼に金棒。

文法書も加えていいですが、辞書にすべて載ってる。
辞書の詳しさと親切さは今回も再認識しました。
最終的には辞書があれば語学って事足りるんじゃないか説。

とりあえず、
3級までは、本当にこの一冊で乗り切れると思います。
やることは次の4つ。

①すべての単語を覚える
②例文の文法的理解を確実にする
③音声で例文を発音する
④音声をディクテーションする

3級受験を終えて、これからは④のディクテーションをして単語と文法をコンプリートします!

ちなみにですが、3級の過去問10回分の採点結果を書き出しますと、
1周目 49点・72点・65点・68点・72点
2周目 66点・85点・74点・78点・78点
でした。
短期間でしたが復習をきっちりすれば得点はじわじわ上昇。
同じ問題を解いても正解できない問題こそ成長のチャンス!伸びしろアリです!

今回、フランス語を学んでいてじわじわとフランス語がおもしろくなってきました。
わかるのが単純にうれしい!たのしい!
この感覚って、大切にするべきだと直感が言っている。笑

時間を置かず準2級以上も挑戦していきたいと思っているので、正しい発音と口述対策になる会話レッスンをこれから探そうと思います。


・・・て、あなた、まだ3級合格してないよ?

心の中で自分にささやいて、7割とどいてない点数をかみしめながら
日々是精進でございます。

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