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courseraで中世装飾写本を学ぶ

4月になりました。新しいスタートの季節。
庭の植物たちが待ってましたとばかりに芽吹くのをみていると、寒い土の中でじっとこの時のために準備してきたのね、と植物たちのたくましさに勇気をもらえます。

わたしもこの春から新しいことをいくつか始めようと思っています。

その一つがcoursera(コーセラ)を受講すること。courseraは海外の大学や企業が提供する講義をオンライン受講できる教育サービス。有償の企業研修講座や学位を取得できるコースもありますが、わたしが受講しているのは無償のコース。7000円ほどの有償コースを申し込むと修了証が発行されるのですが、期限内の課題提出や成績も基準をクリアする必要があります。

今回は、初めてということもあり様子見のつもりでひとつだけ受講しているところです。タイトルは『秘密を解読する:中世ヨーロッパの装飾写本』です。

7週間のプログラムですが、2週間経過で進捗はごらんのとおり、これから。
講義の概要や修了時の目標などはビデオや資料が提供されていて、何をゴールに学んでいくのかが明確に提示されています。

講義の内容は、「西洋中世史」と「装飾写本」の2本だてになっていて、理解力を測るクイズ形式の問題や課題の提出、学習者同士の相互評価も予定されているようです。

わたしの今回の目標は、
◉日本語を介さず講義を英語で受けること
◉資料をきちんと理解すること
◉西洋中世史や装飾写本に関する基礎知識と専門用語を学ぶこと

今まで美術館で英語のセミナーを聴いたり、大学ではアカデミックライティングも取ったりしたけれど、だいたいこんなことを言ってるな、くらいにしかわかってなくてすでに撃沈しております。でも、楽しいんだ。

ミラノ勅令、戴冠、侵略、略奪、西ゴート族、迫害、預言者、改宗、磔、聖遺物、一神教などなど出てくる単語がもうカオス!知らない単語のオンパレード!
学習用教材の英文をすべて翻訳して取りこぼすことなく学ぶぞ!と意気込んでいます。いまのところ(笑)。

シャルルマーニュの戴冠


ゴールまで受講はできるかもしれないけれど、課題の提出をしようとなると今後はライティングの学習が必要になる。うーむ。
どこまで本気だか試されてる気がする・・・。

とりあえず、途中で息切れしないように美しい装飾写本の世界にひたりつつ英語と格闘しようと思います。

courseraに興味をもたれた方、ぜひ検索してみてください!
無料のプログラムもたくさんありますし、芸術ばかりでなく(むしろ少ない)さまざまなプログラムが用意されていますよ。


また、装飾写本ってどんなもの?と知りたい方は、ぜひこの本を図書館で借りてみてね。

*アフィリエイトはやっていませんよ

ではまた〜。

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