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初めてのアパート1棟買いまでの実際のスケジュール(激動の3か月半)

アパート1棟の購入を検討している方にとって、具体的なスケジュールは気になるポイントですよね。

そこで、私が実際に経験した初めてのアパート1棟買いまでのスケジュールをご紹介します。

2023年6月にオーナーデビューした私が、物件を探し始めてから引き渡すまでの約3ヶ月半の流れを詳しくご説明します。

最短スケジュールで進めたにも関わらず、それなりに時間がかかることが分かって頂けるかと思います。

初めて1棟買いを検討している方にとって、貴重な参考になると思いますので、ぜひお読みいただければ幸いです。



1棟アパートを買うまでのスケジュール

不動産投資の勉強を始めてから、1棟アパートを購入するまでに至った経緯を、細かくまとめています。

2022年11月

不動産オンラインサロンへの入会や、書籍で不動産投資の勉強開始

2022年12月

自己資金の棚卸

これまで貯めてきた自分の預貯金をエクセルにまとめてみる。いくら不動産投資へ費やせるのか?改めてじっくり考えてみる。

(頑張って全ての通帳かき集めると、案外とへそくりもある!?)

2022年12月ー2023年1月

区分投資を検討

不動産投資は額が大きいので、最初はマンションの区分投資から始めよう!と考える。

区分投資と言えど、下記のようなワンルームマンション投資ではありません。(こちらは勉強してすでに却下済み)


今回探しているのは、車1台分くらいで買える、ひたすら安い区分物件。

不動産会社へ何社も問い合わせ、物件情報集め。実際に内覧にも行く。

しかし、ここでも危険な目に!!
不動産会社の上手な誘導に乗せられて、危うく350万円の購入申込書を提出しそうになる。
(しかも、ニコニコ現金払い)

↑ここで、この区分を買っていたら、一旦終了でした。危ない、、!!

2022年2月26日

キャッシュフローゲームに参加

入会しているオンラインサロンのイベントに参加

東京開催だったので、新幹線に乗って名古屋から東京まで遠征です!!

キャッシュフローゲームに初めて挑戦。初めて挑戦しましたが、名古屋から交通費を出しても行ってやる価値あるよ!と聞き、参戦。

キャッシュフローゲームの様子。
ラットレースを抜け出したいと決意!

先輩大家さんから一棟アパート探してみたら?とアドバイスをうける

不動産のオンラインサロンなので、当日は先輩大家さんに質問もたくさんできます。

キャッシュフローゲームのイベント帰り道、先輩大家さんに相談に乗ってもらい、どの区分から始めれば良いのか?集めた情報をもとにアドバイスをもらう。

その際、ふと、1棟探して見るのはどう?とアドバイスをもらったのでした。

一棟アパートの物件の探し方を教えてもらう

物件の探し方を教えてもらい、帰りの新幹線の中で検索。自宅から15分くらい、初心者にも手が出せそうなお手頃アパート発見!!

探し方は、こちらのページにまとめています↓

買いたいか?ではなく、買えるのか?

悩む前に「買えるのか?」を先に知っておくことが大事なステップと教わる。

これはワンルーム投資の時にも言われました。そもそも、自分の属性どうなのか!?を知る事が大切。

2023年2月27日

融資相談の銀行を紹介してもらう

先輩大家さんに、地元の信金を紹介してもらう。この期間、ずっとマイホーム購入の検討も進めていたため、住宅ローン取扱OKか?そして、収益物件の融資も大丈夫か?地元の信用金庫に確認してもらった。

銀行側の回答はなんとOK!翌週の銀行アポをGET。

2023年2月28日

不動産屋さんを紹介してもらう

先輩大家さんに不動産屋さんも紹介してもらい、翌週ご挨拶に行った。

物件情報の詳細資料をもらう

不動産や訪問時、アットホームに載っていた物件をサンプルデータとして不動産屋から頂く。

銀行への融資依頼方法のレクチャー

いきなり銀行訪問が決まったので、先輩大家さんから、事前にガストで2時間スパルタ詰め込み教育!

不動産物件の基本から、銀行融資時に何を伝えるのかレクチャーを受ける。(今思うとすごく濃い、コンサル級の内容)

資金計画の作成

帰ったらすぐに、資金計画をエクセルで作成(夫と2人分の自己紹介資料と、源泉徴収、確定申告データも準備!)

2023年3月4日

銀行と面談

紹介してもらった信用金庫の支店長さんといきなり面談。メインは住宅ローンの相談という形。

住宅ローンは満額OK!

住宅ローンはなんと満額OKの回答!!(住宅ローンについては、ろうきん、JA、十六銀行、SBI、みずほ、名古屋銀行、合計6行回っていましたが、どこよりも良い条件の提示を頂きました)

さらに、投資物件の融資金額も確認してくださるとのこと。

※先輩大家さん&不動産屋さんからは、最近融資が厳しいからダメでも落ち込まないようにと励ましを受ける。

2023年3月7日

融資回答

なんと、銀行融資OKの回答を頂く!!

ただし、自己資金が多く必要なため、大丈夫ですか?と銀行の方も心配してくださる。

自己資金を再検討

融資金額の額と、物件価格を照らし合わせ、自己資金どれだけ出せるか検討。

迷いが起きる

ここで一旦ちょっとひるむ。

貯めてきた自己資金をそこまで投入してまで買うべきなのか!?

「なぜ、不動産投資がしたいのか?」が非常に重要と気づく。

まさに下記の記事です。

将来のシナリオを何度も検討。

最後はオンラインサロンのメンバーに背中を押され、頑張ってみようと決意。

2023年3月10日

人生初の買付申込

不動産屋さんに銀行融資OKでしたと連絡。

指値をいくらにするか、不動産の担当者の方と相談して、人生初の買付申込。

売主さんからの回答は値引きNG

売主さんから回答が来て、値引きできない!と言われる。

さぁどうする?もっと自己資金投入する必要あり。

焦らず冷静に

意地になってはいけないので、ここでいったん、他の物件にも目を向けてみる。

売りに出ている物件を複数物件調べて比較検討。

→今の物件が1番条件が良いという結論になる。

悩みに悩んで考えて、もう1度頑張ろうと決意!!

2023年3月

お手紙作戦

必殺、お手紙と手土産作戦!!

不動産賃貸業に挑戦したい思いを、手書きの手紙に込めて、売主さんに渡してもらう。

気持ちの価格交渉

なんと、気持ちが届いて、、5万円引いてもらえることに(笑)

2023年3月25日

購入申し込み

ここまできたら決意は固まったので、ドキドキしながら購入申し込み。

2023年3月27日

信用金庫へ融資の正式依頼

信用金庫へ、融資の正式依頼。正式にOKとなるまで油断はできない

2023年4月3日

稟議通過!

銀行から稟議通過したと連絡を頂き、最終の条件を確認。

2023年4月6日

管理会社へ訪問

先輩大家さんの紹介で管理会社を訪問。管理費用の説明など受ける。

物件確認

先輩大家さんと一緒に物件確認してもらう。

購入前にどんなことをチェックしておいた方が良いのか?売主さんに依頼しておくべきことはないか?

土地の境界ブロックも必ずチェック。

※今回は共有部分の電球が切れていたので、事前にお伝えし売主さんに伝えて取り換えてもらいました。

2023年4月9日

祝・契約!

ついに契約当日。不動産会社のオフィスで契約手続き。

契約金300万を現金で!と言われてびっくりする。売主さんとも初めて顔合わせ。(結局怖くて、御法度の振り込みにさせてもらいました)

契約書にサインして、少しスタートラインに立てた気持ちに。

2023年5月13日

銀行に口座をつくる

今回融資をしてもらう信金の口座を持っていませんので、口座を開設。

何度も足を運ぶ必要があるので、融資してもらう銀行が地元で良かった~としみじみ実感。

公証人役場

夫に保証人になってもらうため、公証人役場に行く必要もあり

2024年5月14日

管理会社と契約

ミニミニさんに管理をお願いする事にしました。

毎月の管理費こそ発生しますが、家賃の振込先変更など含め対応してもらえる。

2023年5月28日

市役所へもたくさん行く

印鑑証明、所得証明、住民票が必要。

2.3回市役所行きましたが、まだ足りず、市税、県税、国税の未納のない証明は、銀行の方が取得してくださいました。

とにかく平日に動ける時間が結構必要です。

融資手続き

さて、いよいよ融資の申し込み!

たくさんの書類に記載して、印鑑も何度も押しました。

もちろん印鑑登録してある必要があります。実印はかっこいいのを作ってあると、やっぱりかっこいいです(笑)

2023年6月5日

祝!引き渡し!!

銀行担当者、不動産担当者、売主さん、司法書士さん、皆さん大集合して手続き。場所は買い手側銀行(つまり私の銀行)です。

事務処理的に進んでいきますが、ドキドキ。この頃には、銀行担当者の方とも、不動産会社の方とも、顔見知りになっているので、気持ちはだいぶ心強かったです。

無事に引き渡し完了、オーナーデビューです!!

まとめ

振り返ると、2023年2月下旬から6月上旬までの3月半くらいの、猛スピードで物件探しから物件購入まで一気に駆け抜けました。

スケジュールを見返して入力してみても、相当ハードなスケジュールでした。もう少しゆっくりでも良いかもしれません。

なぜ、そんなに急ぐ必要があったのか!?という点は、また追々語っていきたいと思います。(一言で言えば住宅ローンです!)

少しでも、この実録スケジュールで感覚を掴んで頂けたらと思います。

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