パーソナリティは一貫するのか?

人のパーソナリティ(個性、特徴、性格等と訳される)の一貫性というのを考えた時には、

○人が時間を超えて安定した特徴を持つこと(継時的安定性)
○その行動が(類似した)別状況でも一貫性を持つ(通状況的一貫性)

ということを示す必要がある。前者は支持されているが、後者は賛否両論。

じゃあそもそも行動とは人の個性によって引き起こされるものなのか、状況によるものなのかということでミシェルが批判し、人間-状況論争が引き起こされた。

結局その後は新相互作用論という、行動を決める要因として内的要因(個性)と状況要因の両方を重視しましょうということになった。相互作用するパターンの首尾一貫性の解明が目指された。

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