高知空港・一気に室戸岬をぐるっと一周
九州の福岡から四国の高知へ。意外と思いつかないルートだと思います。
高知は晴れるから行くルートもありますが、九州からのルートも、新幹線や車で行くよりはるかに早いので需要があります。
記事は2002年のものですが、現在も1日2往復直行便が運行されています。
当時使われていたのは、ジェット機のCRJの 50人乗りで、機体のドアをパカッと開けるとそれが階段になるというものです。
小回りが利くので、空港内も滑走路をサクサクと走り、準備ができればピューンと飛び立つような小気味よさが特徴です。
この区間を45分(帰りは60分)というのはなかなか優秀で、高速バスでは設定がなく、新幹線と特急を使った場合でも5時間はかかります。
この時は、7月1日に開通したばかりの土佐くろしお鉄道奈半利線と一度乗った阿佐海岸鉄道を一気に乗るべく、途中室戸岬を経由するバスも活用してみました。
オープンデッキの車両もありますが、この時は普通の列車でした。開業間もないこともあってかなり混雑しています。
途中の安芸を過ぎると多少空いてきました。
この列車は鯨をイメージした車体ですねー。
駅名標の下には、それぞれのキャラクターが描かれています。描いているのはアンパンマンの作者やなせたかしさんです。
終点の奈半利駅からバスに乗り換えて、室戸岬を回りながら甲浦駅まで走ります。
室戸岬というか風が強いと言うイメージですが、まさにその通りです。まだまだ大したものではないのでしょうけど。
阿佐海岸鉄道の始発駅、甲浦駅。
時間が少しあったので周辺を歩いてみました。
さてこの列車は牟岐線の海部までいきます。
今のローカル線の中では、営業距離も短いこともあって、かなり収益は良くないようです。
終点の海部からはJR牟岐線の普通列車で移動。
さらに徳島線に入る特急剣山に乗り換えて行きます。
徳島線は吉野川に沿って走って行きます。
阿波池田駅から高知駅までは特急南風に乗り換えて行きます。
この当時は開通記念のフリー切符が出ていたのですが、今はこの区間を乗り降りできる切符は、四国のフリーパスとかになります。
日本の鉄道路線と空港に降り立ち、車も使って観光した経験を広めてみたいと思って書いています。 旅行の参考にしたい方の参考になればと思います。