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大館能代空港・秋田の2つの大ローカル線

 鉄道で景色の良い路線はと聞かれたときによく出てくるのがJR五能線です。

秋田県の東能代から日本海沿いを走り青森県の川部駅までを結ぶ長距離のローカル線です。

もちろん秋田新幹線で行く手もありますが、羽田であれば大館能代空港を使うとより便利です。

現在は全日空が朝夕2便を運行していて、連絡バスがJR鷹巣駅や大館駅を結んでいます。

今回はレンタカーを使っての三日間の行程です。

最初は五能線沿いに上って行き、青森県まで入って十二湖へと向かいます。

少し歩いていくと、この青い池を見ることが出来ます、世界遺産の白神山地が目の前ですので、ブナの樹木もたくさん見ることができます。

途中で食べたラーメンは、海産物ならぬ海藻づくしでした(^◇^;)

秋田内陸縦貫鉄道は、鷹巣と角館を結ぶ100キロ弱のローカル線です。

以前は日本初めての女性運転士で話題になったりもしましたが、話題性も少なく、経営状況を決して良いものではありません。

ですが、じわじわとインバウンドの人気を獲得しているようです。

とにかく田舎であることが魅力になり、それを生かして、各駅ごとに地元の材料を使った料理を運んでくるイベント列車については日本国内でも注目されています。

後はWi-Fiが列車内で使えると言うことが最大の武器だと思います。

車で向かいますと途中の大きな街の阿仁合の道の駅とかで休憩出来ます。

初めてきた時は打当温泉に行きました。

 もともとは2つの行き止まりのローカル線だったところを、地元の方々の執念でつないだ路線であります。

夏から秋には田んぼアートで楽しませてくれたりします。

 2月10日には上桧木内で紙風船の打ち上げが行われます。

この日は一旦少し東に向けて田沢湖温泉に泊まりました。

ここの宿の山菜づくしをいただきました。

朝食はこんな感じですが、夕食においても山菜がたくさん食卓を埋めていました。

この日は玉川温泉に立ち寄りながら八幡平へ向かいます。

取材したのが2010年の4月末でしたのでちょうど道が再開通したばかりでした。

岩手山を眺めることができました。

この日は横手に泊まりです。

横手と言えば横手焼きそばになりますね。

最終日は角館の武家屋敷の桜がこの年は冷夏でほとんど咲いていなかったので、まずは水芭蕉を眺めに行きました。

日本海側に出てきて、象潟まで来ると、江戸時代まで海岸だったところが大地震により隆起した様子と桜のコラボが見られました。

羽後本荘へ戻る途中に由利高原鉄道を少し眺めてきて、秋田空港から帰路につきました。

由利高原鉄道もローカル線で経営の苦しいところですが、2018年にクラウドファンディングでおもちゃの美術館を作成し、その返礼でいただいた駅長こけしを終点の矢島駅に奉納してきました。

日本の鉄道路線と空港に降り立ち、車も使って観光した経験を広めてみたいと思って書いています。 旅行の参考にしたい方の参考になればと思います。