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06/12 16年前の今日は帰れなかった日だ

2005.6.12 石垣島での悲劇

この日は日曜日、会社の人とダイビング等で石垣島に来ていて、この日は最終日。朝は晴れていて八重山民俗館でまったりしながら16時発くらいの那覇行きの飛行機を乗り継いで名古屋へ帰る予定でした。
しかし昼過ぎからかなりの雨が降り出して、石垣空港に着く頃には激しい雷雨になりました。
搭乗手続きが中断される中、雷も雨も全くおさまる気配がなく、とうとうこの日の全便の欠航が発表されました。

すぐに取った行動は?

もはや島内に閉じ込められることは確定です。
航空券の手続きなどは自分が、会社の人には今日の宿を手当たり次第に確保するようにお願いしました。
幸い宿は早々に確保できたのですが、空席待ち番号は300番を超えるくらい。しかも状況的には翌日の便がほぼ満席になっていますので、臨時便でも出ない限りはさばけそうにありません。

とりあえず連絡すべきところには伝えないと・・・。

会社も休みになるので、総務部長の携帯へ連絡をします。
あらかじめ旅行届を出しておいたので、状況はすぐに理解されて、月曜日にお願いしたい内容を伝えてこちらは大丈夫でした。
あとはこの日の夜に帰る予定で取ってある駐車場に電話をして帰りが翌日以降にずれる旨を伝えてこちらも大丈夫とのこと。

で、開き直るしかないわな・・・と居酒屋→夜の店コース

結果的には休みが増えたわけですので、居酒屋へ行って、そのあとは会社の人が前日の夜にいったお店(スナック)へ再訪です。
この頃には雨も上がっていたのですが、この日は珍しく飲みました。

そして結局どうなった?

月曜日、空港は相変わらず長蛇の列、空席待ちは10人も進みません。
臨時便が出るかについても回答が全く得られる状況ではなく、ただ空港内でひたすら待つしかない状況なので、あきらめて石垣市内へ戻ります。
ちなみに当時の空港は市街地からタクシーで15分もあれば着くので1000円かからなかったです。
で、ネットカフェに入ってとりあえず石垣から那覇以外の空港に行く便の空席情報を探していたところ・・・
石垣→名古屋 残2 の文字が。
定価なのでめちゃくちゃ痛い(乗り継ぎで2万円くらいだったので5.5万円だから3.5万円余計にかかる)けど背に腹は代えられないので、了解をとって即購入。
14:50発なので、それまでの時間も自由になり、解放された気持ちで過ごしながら空港に向かいます。
搭乗手続きを行いながら、那覇経由の航空券を払い戻ししておきました。
無事に搭乗して名古屋へと戻ることができました。
ちなみに那覇経由で帰った別の方に聞いたところでは、月曜日は石垣島泊で、火曜日に臨時便が出たものの、本州便が満席で空かずに那覇泊、水曜日にようやく帰ることが出来たそうです。

日本の鉄道路線と空港に降り立ち、車も使って観光した経験を広めてみたいと思って書いています。 旅行の参考にしたい方の参考になればと思います。