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新作のオリジナルTシャツが出来ました

わりと人気の当園オリジナルTシャツ。
今年も新作が出来上がりました(^^)

その名も「Whose ass is dirty? Tシャツ」

Whose ass is dirty? Tシャツ
加茂自然農園オリジナルTシャツ


このTシャツのデザインについて少し説明させてもらいます(わざわざ説明するなんてちょっと野暮だけど)。
「嫌われる勇気」という本のベースに、心理学者のアドラーの哲学がありますが、心理学者のアドラーは、悩みの9割は人間関係であると言っています。

「嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え」
https://amzn.asia/d/hanp2hr

そこで、自分の問題と他者の問題を切り分けて仕分けするという事が言われていて、これはなかなか秀逸な手法だなと思っています。
簡単に言えば、その問題によって自分が困る案件は自分自身の問題。自分が困らない案件は他者の問題であると切り分けます。ちなみに他者とは自分以外の者の事であり、肉親であっても自分以外は他者と捉えます。
例を挙げると、子どもが勉強をしないという問題は、勉強をしないで困るのは子ども自身なので、子ども自身の問題である。それによって親が困ると思っている場合は世間体や他のエゴなどが入ってしまっていると内省する機会になる。
では放っておくのか?何と冷徹な考えかと思われるかもしれませんが、それには「他者は変えられない」という考えがあり、「変わるのは自分自身で決断したとき」という考えによるものです。ですので、他者に対しては、例えば水飲み場まで案内する事は出来るが、実際飲むかどうかは本人次第であるというような関わり方になるわけです。僕はこれを冷たいとは思いませんが。
さて、こうやって切り分けていくと、自分の問題なのに、他者を動かしてどうにかしようとしている場合が非常に多く見受けられます。言わば、他人に自分のお尻を拭かせようとしてキーとなっている事柄です。そんな時、いったい誰のお尻が汚れているのか?(Whose ass is dirty?)と考えると誰の問題なのかがはっきりします。
そしてさらに言えば、往々にして、他人に自分のお尻を拭かせようという方は、他人にお尻を拭かせたあげく、拭き方が悪いとキレます。(Wipe my ass to make me feel comfortable!)
そんな状態をコミカルに描いた作品です。
構想は2年ほど前からありましたが、先日ようやくピタッとハマるイラストを思い付いたので、今年の新作Tシャツとなりました(^^)


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