見出し画像

終わりよければすべてよし。鮎と蛍と私

残念ながら、数百匹が舞う和良町(写真表紙)の蛍は見れないが、今晩のキャンプ場にいる3匹を1人で独占(平日の田舎のキャンプ場は客はゼロが多い)
すぐそばは鮎釣り解禁で賑わう長良川、空は満天の星空で今晩3時49分からはISS宇宙ステーションが横切る。よし,夜中のオシッコはその頃にしよう

結果オーライに終わったが、今日が一番の冒険デイだった。「朝9時にでて1730くらいに野宿できる場所を探す」プランだけでスタート。

9時スタート時点では遥かに高い所にある郡上八幡城
一番キツかった最初の峠越えで城を見下ろす高さに。

坂道ばかりがキツいわけではない。特に今日はー

32℃。風も生暖かい。どうやって誤魔化そうかと思案。
鍾乳洞に逃げ込む。500円で涼しさを買う。冷たい天然水付き
電車が来るかとシャッター押して待つも、暑くて3分で止める。それにしても怪獣映画のセットみたい、だな。
あまりの暑さでマンガという名の交差点を見ただけで笑う

道中はずっと長良川と並行。釣り人もボチボチ。

そういえばここ数十年は天然の鮎を食ってないなぁ。

地元でも養殖モノばかり。天然は築地か京都へ。

鮎を買い取る店があり、そこが経営してる料理屋なら‼️
みーつけた、でも営業中!?鍵かかってるけど、、、

裏の集荷場はオープンしてたので、ランチの来客であると告げると「ごめんなさい。夏は料理屋、営業しないんですよ」

夏を休むって、いつならやるんだ、じゃあ鮎は食わせん!という事か!!

と怒りは伏せて下手にでてみた「天然の鮎を地元で食べてみたくて東京から来ました。この辺でどこか紹介してくれませんか?」と。すると

ウチがやらないんですからどこもやりません

と涼しげに答えられたので,コッチも汗がひいた。

やはりどこにも鮎を置く店はなく、かといって飛騨牛という訳にもいかず昼は鳥、夜はとんかつと東京と変わらない食事となりました、おしまい。

追伸 結局今日は3つの峠を越え(登り合計1700mで)89キロ進み、本来は休日のキャンプ場でコッソリとテントを張ったら管理人に見つかり、1800円払って許しを得、堂々とココで寝ています。

営業中の看板出してて休みのトコロもあれば、
休みなのに入れてくれるトコロもあり、
世の中は不思議なコトばかりだな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?