日本ファンタジー小説の古典
読んだのはかなり昔ですが、未だに心が騒ぎます。
その一つとしてアニメーターでイラストレーターでもある出渕裕の何気なく行った(であろう)エルフの描写が、この作品の人気と相まって、後の日本のイラスト・アニメ・マンガ界における「エルフ」のイメージを決定づけることになる。つまり、それまではエルフを描写する際の選択肢の一つでしかなかった「ロバのような長い耳」をディードリットの耳の描写として採用したため、それ以降「エルフと言えば、長い耳」というイメージが定着してしまった。それほどの影響力