素人音楽を作ること その4(実践編)

そんなYMO体験を経た私でしたが、
中学・高校・大学と、
コンピューターが買いたいなぁ~
シンセサイザーが買いたいなぁ~
という気持ちだけで、金銭的な理由から、
実際に手にすることはできませんでした。

そして就職!
いよいよコンピューターが買える!

そこで私はまた迷うのです。
中学生の頃は、ただ単にコンピューターを買えば、
音楽ができると思っていました。
でも、色々と調べてみると、
コンピューター(パソコン)は何でも出来るけど、
作曲をするには、作曲ソフトを買って、
それをシンセサイザーと接続しなければならない事がわかってきました。
(この時代には、ソフトウェア・シンセなんて存在していませんでした。)

お金がかかる!
初心者にはハードルが高過ぎる!
そもそも、
パソコンとシンセ、どちらを先に買えばいいの?

そんな時に発売されたのが、
ヤマハのQY10でした。
(ヤマハQY10の発売は1990年。私が就職したのと同じ年でした。)

VHSビデオテープ(笑)のカセットと同じサイズ!
簡単なシンセ(音源部)とシーケンサー(自動演奏装置)を内蔵!!
値段は4万円位だったか?

音楽雑誌で広告を見て衝撃を受けた私は、
さっそく、銀座のヤマハ楽器まで買いに行きました!
超廉価版のオモチャの様なマシンですが、
ともかく、、作曲活動の開始です!!

つづく

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