究極のコブシを求めて 中編

タイについても、
日本のポップスの影響を受けてるなぁ〜
って感じでした。
タイ・ポップもなかなか面白そうなCDがありましたが、
私の求めるテーマには合わないのでパス。

そして、更に西へ行って
マレーシアとインドネシア。
この2つの国、
言葉もほとんど同じなのだけれど、
文化的にはかなり異なっているみたい。
マレーシアの方はアジアのポップス界でも高評価を受けている国らしい。
世界的な有名歌手もいるらしくて、CD も充実していました。

そして、その中でもイチオシされていたのが、
1996年に17歳でデビューした
シティ・ヌールハリザ。

卓越した歌唱力で、
ポップスを歌いデビュー。
その後、伝統歌謡にも挑戦し、アルバムを発売して絶賛される!
以後、ポップスと伝統音楽のアルバムを交互に出し、 
またたく間にマレーシアの国民的歌手に登りつめる。

マレーシアでも、ポップスと伝統音楽を両方出掛けるってのは珍しいみたいです。

その、伝統音楽ってのが素晴らしい!
コブシですよ。
日本の物とはまた違う、マレーシア独特の節回しが素晴らしい!

これだ!
これが私の求めていた物だ!

そんな感じでしたね。

しかし、マレーシアの芸能界については、日本では情報が少ないのが悩みどころでした。

当時、マレーシアの彼女のファンが集まる掲示板を覗いて、
買ってきたマレーシア語辞典を使って、
私も書き込んでみたりもしましたが、
リアクションは何もありませんでした。

来日なんかもめったにしないですしね、
ひたすらCDを聴いていました。
(つづく)

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